見出し画像

Not goto debu

M20のジェットが写った!

1か月半ぶりの美ヶ原出撃 
月没後に最初に撮影したのは  
M20三裂星雲です 

しかし初っ端から躓きました。
いつもはASI Air Proで撮影するのですが、ミルトルの方で
使っていため、DOBは久しぶりにSharpCapを使いました。
ASI294MM proでは初めて使ったのですが、画素数とビニング
の設定で痛恨のミス。
解像度4,144×2,822pixel(約1100万画素)で撮影したかったのですが、
ビニングを2としたところ2,072×1,411pixel(300万画素)になって
しまったのです・・・_| ̄|○

294MMは当初デフォルトのビニング1が4,144×2,822pixelだったのですが、実はこれは2×2でハードウエアビニングされた状態で、
発売後しばらくしてから、これが解除されてハードウエアビニングなしの8,288×5,644pixelモードが使えるようになりました。

なのでgoto debuの頭の中ではビニング1が8,288×5,644pixel,
ビニング2が4,144×2,822pixelだったのです。
(ASI Airではそうなってます)

それでSharpCapでもこの設定画面でビニング2を普通に選んでしまった
のですがどうも読み取りモード11Megapixelは解除前の状態であり、
4,144×2,822はビニング1ということのようです・・・ややこしい。

ということでこの晩に撮影した画像はすべて2072×1411pixelに
なってしまいました。
シーイングも超絶良かっただけにとても残念です。

そうは言ってもせっかく撮影したので
画像処理してみましたが、びっくりです!!
ビニング設定ミスとは思えない画像が撮れました。

M20三裂星雲 モノクロバージョン
M20_237_Mono
Skywatcher DOB GOTO 12''
Ackermann 2in coma corrector/ reducer 0.73
ZWO ASI294MM PRO gain300 -0℃ UV-IR,QBP Filter 10sec × 237枚


M20三裂星雲 カラーバージョン
M20_237
昨年294MCPで撮影した画像をRGB画像としてL-RGB合成しました。
かなり良く解像していて、解像度不足は気になりません
とても300万画素とは思えません。

さらに下の方のガスの中にある原始星から噴き出しているジェットが
写ってました!!!

M20のジェット
中央の山のようなガスのてっぺんちょい左から上に伸びている
トゲみたいなのがそれです。
手前側にもう1本あるのですがそちらは写っているようないないような。

ハッブルの写真はコレです
斜め後ろから見たマグマ大使みたいですな。(古っ!!!)

ということで設定ミスに気が付いたときは
非常にガッカリしましたが、それにも負けずに
かなり良い画像が撮れました。
しかしもし設定ミスしていなければさらに解像
したのか?!と思うと悔やまれるところです。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「天体写真」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
2023年
人気記事