今年の目標の一つにあげていた、
「創造の柱に挑戦」
をやってきました。
前回の撮影で低高度の対象は追尾が難しいということが判明しました。
元々主鏡側にはウエイトをつけていますが、これはカメラや重いアイピースを
つけると水平状態からではモーターが滑って起き上がらないという現象を
緩和するためのものです。
(フリクションの調整機能はあるようですがよくわからので弄ってません)
ウエイトをつけてからは起き上がらないことはなくなりましたが、
追尾状態を見るとまだ重さが不足していると思われました。
そこで、ウエイトを1kgから1.5kgに変更してみました。
1kgのときは半分くらいの画像が星像がこんなでしたが、
交換後はほぼOKになりました。
M16 10秒露光×1枚
それで、本当は今回いろいろ試して、次回本格的に
じっくり撮影と考えていたのですが、
帰宅して撮影したものをコンポジットしてみると
あっさりGETできていました。
結果はこちら
M16 わし星雲
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Skywatcher GOTO DOB 12' 口径305mm F5 1500mm F5コマコレクタ-
ZWO ASI294MC PRO ゲイン390 10秒×167枚 総露光時間 1,670秒
ZWO ASI294MC PRO ゲイン390 10秒×167枚 総露光時間 1,670秒
サイトロン QBPフィルター
創造の柱拡大
200枚撮影して167枚コンポジットです
柱そのものも良く写っているのですが、その柱の周りの
ぼやっとしたガスの様子も写っていて、ハッブルの写真に
少しは近づけたかな?と思います。
ただ、今回あまりにもあっさり撮れてしまったので、
少し違うアプローチで挑戦してみたいと思ってます。
ASI294MC PRO + 2×バーロー
でさらに拡大撮影してみたいと思います。
これは挑戦のし甲斐がありそうです。