ワイン目的でNapaを訪れた人の100人中100人が訪れるであろうワイナリーがRobert Mondaviだ。
観光施設としても充実しており、ワイナリーツアー用の広い駐車場完備で多くの観光客で常に賑わっている。 Cabernet Sauvignon系も様々なラインが揃っており、日本国内ではここのセカンドラインともいうべきWoodbridgeがテーブルワインとして広く流通している。ある意味非常に万人向けの赤ワインでミディアムよりフルボディに寄ったしっかりとしたコク有る味わいが楽しめる。
このワイナリーとRoute29を挟んで対面に位置するワイナリーがOpus1だ。モンダヴィ氏とフランス・ロスチャイルド家のフィリップ男爵とのJVとして設立されたワイナリーで、Napaの高級ワインの代表格として知られる。
2階のテイスティングルームでワイン畑を眺めながら味わうOpus1は格別だが、如何せんテイスティング価格もボトル買い同様高い。ヴィンテージにもよるが一杯$50~$60はしたと思う。
国内では高価で自分では買うことはない(贈答品としていただいた際には大喜びしたが)。自分の舌ではOpus1でなくてもこれに相当するもっと廉価なワインがある。今だ舌不相応という事かもしれない。
ちなみに以前の会社の社外取締役をお願いしていたお二方に退任のお礼として、"Harlan Estate"と"Grace Family"のカベルネソービニョンのセットをそれぞれお贈りしたことがある。とても喜んでいただいたが内心贈っておいてなんだがとても羨ましかった。まだ大切に保管されていると聞いている。