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私の愛機は8cmMARK-X

5時59分水星 fade out

10月29日早朝
東の低い雲に隠れて水星が姿を見せない。ようやく5時半を過ぎとうに始まった薄明下の雲の間から明るい姿をみせた。

15cm反経を持ち出して覗いてみても、つぶれた像はわかるが、三日月なのか半月なのかもおぼつかない。本日は星野撮影に切り替えることに決心したが、低空の雲のために綺麗な朝焼けの届かない残念な撮影となった。

5時50分を過ぎそろそろ終了の時間だった。
望遠鏡からは一度接眼レンズを交換した際にピントを失って以降見失ったままとなったが、50mmx8倍のファインダーからはまだはっきりとその姿が確認出来た。部屋に戻りスマホを持ち出し、何時まで見えるか試してみることに。
 結果は5時59分に薄明に紛れて水星が姿を消し、その直前には奇妙な現象を体験した。ファインダー中の水星が体の揺れによって視野が揺れると、今まで経験したことのない程、十字線の向こうで大きく動く。飛蚊現象か何かで虚像が見えているのかと思えたほどだった。

- 10月28日~29日その他のActivity -

28日19時30分帰宅後、透明度が良さそうな空で30cmドブを南ベランダに運び出す。
アラインメント作業の一環で、木星を視野中央に入れると、シ―イングは2/5程度で上空の空気はかなり早く動いているものの、特段普段の条件と変わっているわけではないがなぜか木星面がのっぺりとした姿でつまらない。

 簡単に撮影を終了して、本日は秋の球状星団観望に切り替え。まだ天頂付近に位置するM15からM2と流し見するも、今日はいずれも250倍で周辺部の星が分解しない。M2は500倍でようやくチラチラと見える程度でやはり本日のシンチレーションの状態の悪さか。

 続いてM30に至っては視野に導入されているとは思われるも低空のためか見えない。自動導入用のアラインメントも南空を意識してアルタイルとフォーマルハウトにした故、精度不足ではなくやはり空の悪さのためか。
 食事の声がかかり、一時中断後に上りつつあるNGC253とM72にでも挑戦と思っていたが、戻ってきた頃には雲いっぱいで望遠鏡は強制撤収。

早めの就寝のせいで翌朝はすっきりと5時の目覚め。
空を見れば再び晴れ渡りシリウスとオリオンが。
あと数十分で水星が昇ることから意を決して寒空の下べランダで時間をつぶすことに。月は高かったがクリアな空で久しぶりに星野写真で遊ぶ。
都内の星野写真撮影は非常にはかどる作業だ。悲しいことにこの空では4秒露出で真っ白にかぶる。

そしてその後水星探索に戻ることに。
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