肌寒い日が増えてきたので、ワードローブの衣替えをすることに。
あまりにも服が多すぎて、全て引っ張り出していては手入れや片付けが大変。
そのため毎シーズン、個人的なシーズンテーマを決め、それに合致する服を選抜して着るようにしています。
今秋冬のテーマは
『品の良い大人カジュアル』
なんだかファッション誌のキャッチコピーみたいなテーマ(笑)
いちおう考えがあって…
結婚していると、カミさんの知人友人にとって私の肩書きは『〇〇ちゃんの旦那さん』
(あるいは子供関係の方から見れば『〇〇ちゃんのお父さん』)
そうなると、あんまり妙なカッコをしているとカミさんに迷惑をかける可能性も。
常日頃、装いは『自分がどう見られたいか』 を表現するものだと思っていて、
私自身は、
『お洒落に気を遣っている人』 だという風に見られたいけれど、
『奇抜な人』 とか 『派手好きな人』 とは思われたくないんですね。
そういうわけで、比較的コンサバな服選びをしていると思っていました (自分では)。
ところが、この数年を振り返ってみると、我ながらけっこう趣味的なコーディネートが増えているなと感じるように…
たしかに、最近は『客観的にどう見えるか』 はあまり意識せず、『好きな服を、好きなように着る』 というスタンスを重視していたように思います。
例えばこんな感じ (写真は自分)
トラッド系のアイテムにラギッドな服を合わせたコーディネート。
自分としてはアイビーもミリタリーも大好きなので、変だとは思わないのですが、一般論としては趣味性の高い服装なんじゃないのかなと。
『服が好きなんだろうけど、なんか変わった格好しているな』という印象を与える可能性も。
これではイカン!、と反省し、
オシャレに目覚める男子に共通(?)の、
『モテたい! 』という初心にかえって服を選んでみよう、と思った次第です。
そういう視点で、黒い服が最近は気になっています。
時代や流行が変わっても、ストリートのスタイルにおいて重要な色って 『黒』 だよなと思うんですね。
その一方で、自分はアメカジ→英米のトラッド→ときどきイタリアンクラシック、というファッション遍歴で生きてきたのですが、
これらのジャンルって黒い服をほとんど使わない。
なので、黒って新鮮。
黒いニット
黒いスタジャン
理想像は、こんな感じ
< Archive & Style 坂田真彦氏 >
< BEAMS 小林順平氏 >
この秋冬は、少しだけ他人目線を意識してコーディネートを楽しもうとおもいます。