ぐれいと ぶった

「ぐれいと・ぶった」は,奈良県で活動している知的障害者ソフトボールチームです.

近畿大会報告

2008-06-09 20:23:30 | ぶったの練習
お待たせしました!近畿大会の報告です!

 6月8日(日)朝5時過ぎに奈良市総合福祉センターの駐車場に集合したわれらがぐれいとぶっだの精鋭たちと応援団。60人乗りバス1台と乗用車1台に分かれていざ長浜ドームへ出発です。時間通りの5時30分に出発し、道路状況も良く、とんとん拍子で7時30分ごろ予定より早く会場に到着しました。当然1番のりです。幸先の良いスタートです。滋賀県のスポーツ協会職員の方もなんて早いんですか!と驚いていました。
 ということで前置きはこれくらいで、まずは1試合目です。昨年の近畿代表チーム堺市チームとの対戦です。先行ということで初回先制攻撃を・・・と思いきや先頭打者はセカンドエラー、2番はサード内安打、3番がショートエラー、そして4番が何とかレフトの前にポトリ、5番が・・・。ということで初回は2点どまり。この状況から見て、堺市のピッチャーが昨年とはうって変わって上達していることが分かっていただけたでしょうか?2回は8番センター前ヒット、9番ショートごろでランナーセカンドアウト、しかし我らがぐれいとぶっだ1番レフト横へのツーベース、2番四球を挟んで3番ライト前、4番左中間ヒット、8番センター前ヒットでこの回なんとか4点です。エンジンのかかるのがどうしてこうも遅いのか?いつも冷や冷やさせる皆さんです。そして、3回はなんと0点に抑えられました。誰がアウトで誰が三振なんていうことはここでは発表しませんが、知りたい方はぜひ監督に確認してください。そして、4回にやっと打線爆発11点を追加しました。対する堺市チームは、1番打者に2安打、6番打者に1安打と3本のヒットを許しました。結果は、初戦17対0で勝利しました。試合時間は、1時間8分でした。
 2回戦は、兵庫県との試合です。結果34対0でぐれいとぶっだの勝利でした。試合時間は、1時間30分でした。
 準決勝は、京都城陽養護学校との1戦です。初回1点ずつ取り合い2回にぐれいとぶっだ1点、3回に2点、4回にぐれいとぶっだ5点城陽養護1点と結果9対2でなんとか勝利をものにしました。この試合約1時間でした。
 この3試合ですでにぶっだの皆さんは、疲労困憊です。特に投手陣はこれだけ実力の伯仲した試合を3試合もこなしてきています。ここからは気力との勝負になりました。そして、迎えた決勝戦。準決勝終了後ほとんど時間を空けることなく開始されました。
 決勝戦、宿命のライバル(われわれが勝手に思っているだけかもしれませんが・・・?)《ともに歩む会》神戸市代表チームとの一戦です。先行を取り、初回幸先良く1点を先行しました。がその裏、打者9人対して、四球3個、内安打1本、シングルヒット1本、ツーベースヒット1本と突如わがエースが大乱丁です。どうしたことでしょう、原因はさまざま考えられるのですが、ぐれいとぶっだは何があろうと全員が一つになって一緒に戦うチームです。投手が乱丁ならば、野手が守って切り抜けることを今まで再三目の当たりにしてきました。今回もそのとおり、その後は0対0の膠着状態で結局、4回時間切れ初回の攻防で5点をとられたことが大きく影響しました。結果1対5で完敗でした。ともに歩む会のみなさんおめでとうございます。ぜひ全国では、近畿地区のレベルが非常に高まっていることを広めてきてください。そして、栄冠を勝ち取ってきてください。
 それではここで、今回のちょっと考えてよ!のコーナーです。
1.1日4試合は、これだけ実力差がないチームばかりでは・・・。やっぱりきついですね~(泣き言ではありません。事実ですよ。)
2.1試合1時間のルールがあるのならば、点差が開いてどうしようもないときには、なんとか時間で終わってほしいですね。もし、その回が終了するまでやはり試合を途中で会われないという場合は、選手達に故意にアウトになることを進言しなければならないのでしょうか?これって社会通念上良しとされることなのでしょうか?ぐれいとぶっだの選手には絶対にそんなこと指導できませんが・・・。
 次に今後の課題です。
1.4試合戦える戦力を作ろう。たとえば誰もが投手ができるなど・・・。これって可能だと思います?
2.サードのあなた。三遊間の動きを覚えましょう。
 今回のファインプレー
1.レフトゴロアウト
2.ファーストライナー好捕
3.セカンドライナー好捕
4.ショート三遊間数々の好捕(残念ながら守備範囲が広すぎて、普通ならばレフト前ヒットになるところを追いついてショート内安打やショートエラーになっていましたが、本当に守備はうまいですね。脱帽)
5.ピッチャーの三振の数
6.センターラインプレーヤーからの守備位置の指示と確認
 今回の記憶に残る安打
1.決勝戦の先頭打者センターオーバーツーベース(フェンスがあればもっと点数が入ったことでしょう。)
2.初メンバーに選ばれての初安打

以上詳細は、監督までお問い合わせください。ただし、頭の中はもう来年に向かって切り替わっています。忘れている場面も多々ありますので、そのときはご容赦ください。とりあえず早く皆さんにお伝えしなければならないため、誤字脱字等はご勘弁ください。そして、絵文字もありませんが・・・。

これからも楽しく明るいぐれいとぶっだでがんばりましょう!