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待ちに待ったK−3 markIIIが届きました!
これぞ一眼レフ!というペンタプリズム部を主張したような端正なたたずまいです。自分にとって一眼レフの原点はAsahi PENTAX SPですが,K-3 mark IIIはSPなどの銘機と言われる旧機種へのリスペクトが感じられるデザインのように感じます。惚れ惚れするほどカッコいいです。オーダーするときにブラックにするかシルバーにするか,相当悩みましたが,むかし使い慣れたSPの雰囲気を重視してシルバーにしました。
写真を撮るのに外見は関係ないという考え方もあるかもしれませんが,完全に趣味の世界だからこそ,ここは譲れません。グリップの形もよくて,持ったときにしっくりきます。そして何よりも光学ファインダーが素晴らしい。フルサイズのK-1のファインダーを覗いたあとでも,アレこっちのほうが良いかも?と思うほど見やすいです。
24−70mm F2.8を装着したK-1と並べてみるとコンパクトさが際立ちます。単焦点のLimited lensがとっても似合います。
なかなか撮影に出かけられないので,レンズをとっかえひっかえ装着してファインダーを眺めては悦に入ってます。操作メニューもかなり変更になりましたが,かなり考え抜かれて作られているようで,慣れると随分使い勝手はよさそうです。
何度か量販店とかでミラーレス一眼をのぞいてみたことはありますが,自分にとっては「これは無理!」という感じですね。テレビを見てるみたいな「モニター感」がだめです。やっぱり「一眼レフ」じゃないとね。そこにこだわったペンタックスは偉い!もしミラーレスしか見たことがないのなら,このファインダーを覗いてみる価値はあると思います。
目立たないですが,古いレンズ(M42マウント)の使い勝手も改良が加えられています。はっきり言ってこんな機能はなくても,別に誰も文句は言わないと思います。使うユーザーはかなり限られていると思います。それでも古いユーザーを切り捨てないペンタックスは本当にいい会社だなあ。商売はあまり上手くないと思いますが,こんなところが本当に素晴らしいと思います。
K-3 mark IIIを触っていると,FA-Limited lensを本来の画角で使うこと以外なら,K-1を無理に持ち出さなくてもいいかな〜なんて思ったりします。