”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

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伝統を守るか実をとるか

2015-08-27 08:53:14 | 地域ブランド
おはようございます。知財コンサルタントの新井信昭です。

昨日は、ある団体のミーティングに出席。

場所を間違えるだのといったハプニングがあったが、15分の遅刻ですんだので、まずまず。

議論となったのは、伝統をいかに扱うか、ということ。

伝統を軽く見るつもりはないし、見てはいけない、と思う。

話しはとぶが、今夏は京都で「五山送り火」を観る機会に恵まれた。

途中で立ち寄った西陣織の「京都西陣会館」。

そこで、伝統工芸士の話を聞いた。

「ハートの絵を入れたら、重鎮に嫌われた」という趣旨。

ハートなんて西陣織の伝統に背く、という意味だろう。

「西陣織の伝統を守る」ことが目的なのか、「西陣織を現代人にも受け入れ」させたいのか、どっち? と思った。

昨日の議論も、これによく似ている。

伝統を守ることだけにあまり固執しすぎると、後ろを振り向いたら誰も後ろにいなかった。

ドリフターズのギャグみたいなことになってしまうのではないか?

と思った。








今日もお読みいただき有難うございました。

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