とんかちドリルズ

Lifestyle constructor
家とか、家具とか、趣味とか。楽しく過ごす為の時間を構築したい工務店。

BigSky limited Vol.6 final

2018-07-01 19:27:02 | Weblog


締めくくりは「結局なんなのよ」のまとめです。

"BigSky limited"はAndrewKidman(アンドリュー キッドマン)&Beau Foster(ボゥ フォスター)がシェイプを担当。

Beau Foster ←ちょーうまい若手、フリーサーファー。の Instagram

AndrewはFish.Single.dreamboardなどを担当。
Beauはスラスターなどを担当するようです。

彼らの本当の希望、展望としては、私のように日本からオーダーを受け付けるのはもちろん、もう一つもっと貴重な体験が出来るオーダー方法を考えていました。
それは、板を頼みたい人がオーストラリアにトリップに出かけ、AndrewやBeauのアテンドでセッション&ミーティング。
そこから生まれたコミュニケーションやインスピレーションをもとに彼らのどちらかがシェイプを担当。

日本に戻ってから私のしていたようなやり取りで板を製作、グラッシングまで完璧に行い、梱包配送、それでオーダーされた顧客に届ける。

それが"BigSky limited"の本来目指している内容です。

ただ、いきなりオーストラリアに飛んで、AndrewKidmanやBeauFosterとセッションは厳しいっしょ(笑)
オレがグリングリンのスナッパーに案内されて「ケンタロ!最高だな!」と言われても、鼻から海水垂れ流して体育座りしか出来ません(笑)

dreamboardも実物を見たことがない人がほとんどでしょうし、そもそもAndrewKidmanの事、彼がシェイプをしている事を全体のサーファーの何人が知っているのでしょう。

だから触り程度に、決して上手くないオレがやりやすいセッションの相手として間に入って、オレの手持ちをレンタルしたら楽しいんじゃないかな?と考えたのです。
板の内容を詰める間には入りたくないし、でもそれじゃあオレはただサーフィンしてるだけになっちゃう(笑)

仕事としてやらないと新しいラインナップも増えないので、興味がある人はAndrewKidmanコレクション4本持ってセッション、セッションフィーやレンタルフィーでやれればシェイパーと顧客の邪魔にはならないかな?とか。
もし送金手続きや、配送の届け先とか、そんなことでお困りの時は、お手伝いでチョットだけ手間賃出たらいいな、とか。

板のチョットした不具合、フィンの不具合があるかもしれない。そんな時チャチャっと直せる相手も必要でしょう。
「出来が悪い!送料負担させて送り返してやる!」なんて日本人的感覚は通用しないんで、間違いなく(笑)

「全部自分で出来ます!」って人はそれでやった方が想いが強くなって、絶対いいしね。

ただ、せっかく自分が得たこの楽しさや感動を自分だけで終わらすのはもったいない!絶対みんな一回やったらいいのに!って思ったからおせっかいでも手伝うぞ!と考えたのです(笑)

どうですか?
"BigSky limited"

興味が湧いたらAndrewKidmanコレクションを手に取って、是非試してみて下さい。

同じものづくりのクラフトマンとして、心から尊敬出来る人間ですし、出来上がるクオリティは完璧です。
彼の写真、文、サーフボード、全てがアートです。

先ほども書きましたが、オーストラリアに行かなくても彼は「直接連絡くれ」とオーダーを受け付けて居ます。
やり取りのアドバイスや、「実際いくらくらい?どんな感じですか?」って相談も受け付けて居ます。

値段以上の楽しみが体験が出来ますよ!
それでいい波に乗ったときは、ホントに「サイコー!!!!」って思えます。

是非みなさんもこの楽しさを体験してみてください!

BigSky limited Instagram

AndrewKidman Web Site

AndrewKidmanの次回作 "beyond litmus"がそろそろ編集を終える頃?かな??
限定1000部のとても興味深いBook&DVDになりそうです。
プレオーダー受付中です。

※一年前くらいからずっとプレオーダー(笑)いつできるんかな…(笑)





BigSky limited Vol.4

2018-06-28 22:25:31 | Weblog
さぁ、ここで振り返って、今までのAndrewとの板作りのやり取りを説明しましょう。

まず直接メール。※英語しか伝わりません。Google翻訳を駆使して伝えました。日本語を英語に、英語を日本語にを繰り返して、伝わりやすい表現を探しましょう。

彼は優しいので、何とか解読してくれます(笑)

どうしても分からない時はU-skeくんと奥さんのYukoちゃんに転送(笑)

普段乗っている波、こんな板が欲しい、今乗ってる板のこと、そんなことを含めて、好みを伝えます。

「それだとこうだよ、こっちがいいんじゃないか?」など、何度かやり取りして、内容が決まると、彼から「それなら$〇〇AUDだな」って値段が来ます。

半分デポジットで出来上がったら半分、そんな連絡来ましたが、めんどくせぇので全額入れます(笑)

すると彼は定期的に連絡くれます。

ブランクスオーダーするよ。
いつそれが出来るよ。

来週からシェイプするよ。

今日はここまで出来たよと写真撮ってくれたりくれなかったり。



シェイプ終わったよ。




明後日にはグラッサーに持っていくよ。



今日行ったらここまで出来てたよ。



出来上がったから明日ピックアップに行ってくるよ。

って。

で、出来たらいつも綺麗な景色と共に写真を撮ってくれて送ってくれるのです。



そんな体験、誰かしたことありますか?

もう、毎日毎日メールが来ないかソワソワですよ(笑)

「わー!写真来たー!」
「えぇ〜、ちょーいいじゃん!」
なんて友達に見せたりしてね、最高でしょう?(笑)

これが彼のやりたい「シェイパーとの直接的なやり取り」なんですよね。
もちろん間に誰かが居た方が安定しているし、間違いは無いのかもしれない。
でも、このやり取りで生まれた関係は、板の出来栄えなんて飛び越えて、かけがえのない一本になると思うのです。

彼が感じた感動を誰かに伝えたいと思う事、それを肌で感じたオレが得た感動。
それをまた誰かに伝えたい。
そんなこんなで、こうやって「皆さんに伝えよう!」と試みているのです。

さぁ、次回は実際に出来上がったMP evolution6'6 & dreamboard6'0を見ていただきましょう!

続く…


BigSky limited Vol.3

2018-06-28 08:30:19 | Weblog
過去のAndrew Kidman(アンドリュー キッドマン)の記事をチェックすると、彼は以前にもこんな事を書いていました。



私はライディングに興味が湧くボードを作ります。

チャンネルボトム、シングルフィン、伝統的なフィッシュ、これらのデザインを組み合わせたプロトタイプ。私は個人に向けたカスタムサーフボードを信じています。

私はこのような体験(サーフボードをカスタムしそれに乗ること)をして育ってきました。それはサーフィンの最も楽しい事の一つです。私はその経験をほかのサーファーにも提供し続けたいと思います。

サーフボードシェイプは熟練の技です。

それらのスキルを身につけるには何年も何年もかかります。パット カレン、スキップ フライ、テリー フィッツジェラルド、ウェイン リンチ、サイモン アンダーソン、デイブ パーメンター、ウェイン ディーン、マイケル マッキーの様なマスター達からまだ学んでいるところです。

これらの全てのシェイパーは彼ら自身がサーフィンをしたいと思うのと同じように製作に命を捧げてきました。
時にこれは他のサーファーの為に変換、解釈される事もありますが、そうで無い場合もあります。

これは一つしかないカスタムシェイピングの美しさです。シェイパーは自分の経験とスキルを元に製作する前に、クライアントが何を望んでいるか話し合い、検討することが出来ます。

私は安く複製されたサーフボードを信じていません-アンドリューキッドマン


これは以前にも載せたヤツですが、それが今回のBigSky limitedに繋がるのです。

そんな事聞いちゃったもんだからね、じゃー応援したい!って思って、今度出来る予定の事務所のちょっとしたスペースに、prana punks の板と共に展示して、ホントに興味が沸けば試乗してもらおうじゃないか!気に入ったら頼みやすい環境を作ろうじゃないか!と考え始めたのです。

で、「今度小さな事務所作るんだ。そこにとても綺麗なdreamboardを展示したい。もしかしたら耐えられなくて乗っちゃうかもしれないし、気に入った人が居たら販売してしまうかもしれない。そんな理由だけど、オリジナルスペックのdreamboardを頼める?」と追加でお願いしたのです。

世の中初登場BigSkyディケールのサーフボードを注文する事になったわけでございます。

続く…

Big Sky limited Vol.2

2018-06-27 22:26:37 | Weblog
まさかの2話め。

dreamboardが増えてからはLongfishとの2本立てで乗り分けしつつ(他にもありますが…)お互いを愛し合い絡み合う3角関係…(笑)



あの日も、あの日もこの2本はいつも良い波に乗らせてくれるのです。

トロ目の厚めや膝波でもlongfishは異次元のスピード。胸肩のはっきりした波では昇天するほど気持ちいい板。
sidecut dreamboardはトロ目のよりも力のある波では抜群のドライブ感。Vボトムとsidecutのお陰で奇妙な動きがやみつきになります。

この前四国トリップに持って行ったdreamboard。四国の波でもキレッキレな動きを見せてくれまして(身体は付いていかないですけど)。
そのポテンシャルをいかんなく発揮したわけです。
Andrewの乗る波はきっとホレホレのキラから1ftのグリーンマウントまで。そう、この2本はどんな時でもエブリデイハッピーなのです。
サイズが頭を超えると、俺がハッピーじゃなくなるんですけどね(笑)

そんな時「シングルフィンも欲しいな~」病が始まるのです。

ウェイン・リンチの『Uncharted Waters』
マイケル・ピーターソンの『Searching For Michael Peterson』

この2本立てがイケなかった(笑)

調べてみると、AndrewKidman(アンドリュー キッドマン)は2010年『Lost in the Ether』というBook&DVDを出版。
そこでマイケルピーターソンモデルを検証している?らしい、と。

ほうほう、ほうほう。

MPモデルはカリフォルニアのシェイパーもモデルにするほどの板。それをリアルに体験したAndrewKidmanはもしかしたら違う解釈をしてるのではないか?本物のMPはどうなんだ?と興味が湧いたのです。

俺のアクセルは全開です(笑)

早速彼に連絡したのさ。

「Morning of the EarthのMPモデルをベースに6’6くらいでオーダーすることは出来る??」と。

すると、彼は快く受けてくれたのです。

俺からの注文は「6’6くらいで、オンフィン、綺麗な青いフィン、乗りやすくなくてもいい、難し過ぎたら困るけど」

すると彼からこんな返信が来るのです。

「今度BigSky limitedという会社を始めるんだ。日本人の中にはサーフボードの価値を分かってくれる人がいる。その人たちに、今まで私が直接シェイパーと向き合い、話し合いながら板をオーダーしてきた楽しみを伝えたいんだ」とね。

めっちゃ楽しそうじゃん!と思う私のギアに奇跡の7速が出現した瞬間でした…。

続く…。



Big Sky limited Vol.1

2018-06-26 07:51:00 | Weblog
さてさて今回も仕事以外の話しです(笑)
いや、もはや、仕事と言っていいような…。では入ります。

「BigSky limited」
ご存知でしょうか?

私のInstagramではちょいちょい登場していますが、その内容を少しお話ししましょう。

遡ること1年前、CAに旅をしたときにベニスのモラスクで一目ぼれして購入したLongfish。
こちら↓


litmus,GLASS LOVEという名作を生みだしたオーストラリアのフィルマー、ライターでシェイパー&サーファーのAndrew Kidman(アンドリュー キッドマン)のシェイプの珍しい一本でした。

サーフィン歴2年の若造(年は行ってますが(笑))が、CAで良い波に乗れちゃってから人生がサーフィン寄りにシフトしまして。
くるひもくるひもLongfishと戯れる日々。それくらいのお気に入りになりました。

ある時、CAで同時に買った友達の板が真っ二つに折れまして「ああ、板ってホントに折れるんだ…Longfishが折れたら俺サーフィンしたくないかも…」と人の板が折れてるのに、一緒に選んで買った板が、まるで自分の板が折れたような喪失感を味わいまして。
「日本では買えるところがないから」と折れてないのに、AndrewKidman(アンドリュー キッドマン)本人に直接連絡を取りました(Google翻訳で)。

俺がLongfishがお気に入りなのを彼はとても喜んでくれて「ホームポイントはどんな波?今持っている板はどんな?それをどう思う?これからどんな動きをしたい?」などたくさんのことを聞いてくれました。俺は「返信来るかな・・?」くらいの気分でメールしたので(CAに旅立つ前にメールをしたCAのほとんどのシェイパーは返信をくれなかったから(笑))Andrewの親切な返信に「この人とやりとりして生まれるモノを手にしたい!」と強く思いえええーい!とオーダーをしたのです。

で、出来たのはこちら↓


彼の名作”dreamboard"にサイドカットが入った6’8です。
俺が長くスノーボードが好きな事、持っている板が長いのが多いこと、Longfishとのすみ分けを考えてこうなりました。
で、乗ったらさ、やっぱやばいんですよ。伝えたことが、教えてくれたことが形になっているので、イメージした通りに動くのです。
置いてあるものを買ったり、代理店や店主の考えが入っていない直のやり取りから生まれるイメージの共有がここにあったのです。
人によっては「乗りにくい」「曲がれない」って人も居るけど、俺には早い、曲がる、奇妙、スノーボード、そんな複合なのです。

さ、これがこれまでの流れです(長いね(笑))

ここから俺のルシファーズハンマーのギアは幻の6速に突入。
だれも俺を止めることが出来なくなるのです…。

続く…。


平塚市龍城が丘のプール跡地のお話

2018-05-29 08:22:28 | Weblog
今日は隣町のお話。

秦野在住、中井町勤務もわたくしですが、平塚の海近辺がサーフィンのホームで、いつもお世話になっております。
友達もたくさんいるし、とても好きな場所です。

秦野と比べ、色々な発展も多い街です。
土地も企業も、競輪も、海も自然も多い街です。

そんな平塚市はどうも「開発」が好きみたいです。
秦野市は大きな動きはないですが、平塚はずーっとずーっと動かないと気持ちが落ち着かないのかな?
ららぽーとが出来たと思ったら、北側ではイオンモールが出来つつあって、今度は海沿いの龍城が丘プール跡地に大きな施設を作りたいそうです。

詳しくはこちら「平塚の海を考える会」

「作りたい」という欲求のまま動いているように思えてなりません。
一応設計をしている(端っこの端っこ)はしくれとして思うことがあります。

先日休みをもらって尾道U2に行きました。
サポーズデザインオフィス設計のリノベーションなので、また違うのかもしれませんが、その時感じたのは「大きな設計という行為は街の動線を考えること」だと思ったのです。尾道という街に来て、U2の立ち位置が凛としていることに気づいたのです。
しまなみ海道というサイクリングが有名な場所で、自転車乗りが集まり、徒歩で訪れてもくつろげる空気感で、街に溶け込んでいる。
街に対しての負荷も少なく、活気を生むために一役買っている。そんな建物に思えたのです。

さて、それに対して、平塚市がやろうとしていることは何だろう?
誰かに丸投げして、一個一個をまるで別の様に発注して、結果「ららぽーとが大混雑」ってほどの成果もない。
そもそもその程度のポテンシャルなんだと思うんです。地域的にね。
で、イオンモールを作って、南にこの施設。平塚の休日をどう過ごせばいいのでしょう?

例えばうちのような5人家族。やることないね~って休日ありますよね。
ららぽーとで一日はつぶせないね。イオンモールでも無理さ。でも夕飯や翌日の買い物はしたい、子供を遊ばせたい。
そう考えたらさ、一個一個大きなものボーン!と作るより、昼は家で食べて、ゆっくり海の公園行って、帰りにイオン寄る?とかさ、ららぽーと寄る?とかさ。そんな感じじゃないの?

平塚市を一軒家と考えたときに、生まれる動線も重要かな?と思うんです。
ららぽーとや、イオンがもっと引き立つように街を考えることで、他の収益を上げることも考えられるのでは?と、思うんです。
LDKを山ほど作って、くつろげるデッキが無い。そんな感じ(笑)
結局子供たち、ららぽーとでゲームする。みたいなね(笑)

もっと広ーい視野で、平塚市を、西湘地域を一つの家だと思って、全体を考えればもっともーっと良い街になるポテンシャルはあると思うんです。秦野に居てはたから見ていて「もったいないな~」と思うばかりです。そんなデッキのある家だったら遊びに行きたいと思うもん。

決定権のある凝り固まった頭の人たちに、もっと柔らかく、広く見渡してもらえたらと思います。
今日の説明会に参加できそうもないので、ちょっと書かせていただきました。

誰かの目に留まり、興味を持ってもらえたら幸いです。







なんてったって建築

2018-02-22 08:17:20 | Weblog


遊んでばっかりのわたくし aka 親方。
言わずと知れたいつでも遊んでいるようなやつです。

この写真も先日の谷川岳での一コマ。
バックサイドターンからのフロントサイドヘッドダイブをメイクした後です。

はい、やっぱり遊んでいるわけですが、私の仕事は建築業。
設計をし、施工を取りまとめ、大工をしているので、いつでもそのスイッチはオンのままです。

そう、どこに行っても何をしてても仕事モードのアンテナはビンビン物語。

駐車場に入っても、チケットカウンターで買っていても、トイレ行ってもゴンドラ乗ってもいつでも俺の脳みそのハードディスクにインプットしているのです。
ツリーランしてても「ほうほう、あの森はこんな木で、こんな感じの家のアクセントに使えるといいな…ふむふむ」と思って仕方なく森の中に消えるのです。
仕方がない、仕方がない…。

ま、ツリーランは置いといて、建物を見るときはいつでもどこでも気になっているのです。
だから出かけるってことが仕事の一部だったりするのです。ずっと引きこもっていたら何も見えないですからね。

山で出会える人、海で出会える人、その人たちも違いますし、俺にとって「出会う」ことも建築だったりするのです。
仕事につながるかもしれないしね。※そんなことを思って遊んでないですが(笑)

よく人から仕事と遊びの境が無いとか、楽しそうにしてるねとか、言ってもらえます。
なんてったって建築ですから、なんだって仕事に繋がるんですわ(笑)

フルスロットルで遊びながら、どっかで仕事を考えてる。
一個だけ集中したら勿体ないですから、集中しながら散漫にする。これが大工の能力かもしれませんね~。

現在うちのスタッフ ショージ君(RGBstoreオーナー)は丸沼でGENTEMの試乗会に行っております。馬車馬のように働かされているのでしょうか(笑)
日曜まで居るので、行く方は声かけてみてください。
私は日曜日 ON SNOW JAMへ潜入いたします。
プラーナパンクスの回し者として、あの噂の五明A24シェイプ ピーナッツとウッディーロケットをチェックしてきます!

今週うちは工務店として40%の稼働率(笑)
なんてったって建築、どこに居たって仕事です。

ということでお許しくださいませ~(笑)



サーフィンも、スノーボードも、仕事も回路は同じ。

2018-02-04 10:24:20 | Weblog


サーフィンにどっぷりハマること2年10か月。
新しいことを始めるのは脳みそが動き回って良いですよね。

スノーボードはもう22年になったので、秘伝のたれのように継ぎ足し継ぎ足しで濃度が増すばかりですがw

気になることを一個一個調べて、考えて、トライして、エラーして、トライして、メイクして。
仕事に対してのアプローチとさほど違わないので、いい脳トレになっています。

波がどうして起こるのか、なぜブレイクするのか、いい位置とは?波をつかむ人、乗れない人の差は?良い板ってなんだ?パドルの筋力はどこだ?板は滑っているのか?押されているのか?加速って?斜度?重さ?水量?色々考えながら、キョロキョロしています。

仕事で考えてる事とほとんど同じ。
お客さんという違う脳みその集まり(家族)に最適な方法を考えて、フルメイクする道筋を考える。
家づくりは長いですけどね、サーフィンは1秒以下の中で考える。ほんとにいいトレーニングです。

最近は板にもものすごく興味があって、性能ももちろん、形状、仕上げ、色を含めたモノとしての美しさや表現も好きな要素です。
自分でモノづくりをしているからでしょうか、欲求が止まりませんw

雪板を作っているとき「地域やシーズンの雪質に沿った板」を考えるようになりました。広くて長けりゃいいってもんでもない。
スノーボードもそうですよね。日本でも北から南、海外の山も含めるともっと違いますよね。
サーフボードも同じでした。

形状やボリューム、国や地域によっての波の質。国民性もそうだし、そもそも歴史が長かったり、その歴史や、それを作った人、手に触れるモノとしての美しさ、スキル、そんなのが僕の中でとても魅力的なのです。
今ある板の原型はもうとうの昔に出尽くしてて、今考えられるのは、道具や技術の差くらい。
日本の家づくりとリンクするところもあるのです。家も国や地域、環境で違いますからね。同じですよね。
もちろん日本には日本のシェイパーが作った板が良いんだと思うんですけどね、仕組みが好きじゃないんで興味がありません。
やっぱり世界で評価がある板は結局どの波でも良いです。なにより洗礼されていますよね、造形として。世界に出る板はデザインとしても逸品だと思います。

大工の世界も丁稚奉公とか、若くして上に行けない、行くならアウトローで、みたいな世界も日本のシェイパーと近い部分がありますよね。くそだと思いますけどねw

カリフォルニアで見た家は雨が少なくて、湿気も無くて、行った地域はたぶん犯罪も多くなくて、空気がメローで、とっても好きな感じでした。
海に入ってもおじさんから若い子、スーパーおばあちゃんみたいな人も居たし、ぱっこんボード、パイポなどいろいろだったし、「日本人向こう行けよ!」って空気も感じなかったし、良い波がきて行きたかったけど、アウトからおじさんがパドル始めたからスッと譲ったら次の波は俺に口笛吹いて譲ってくれたし。
サーフィンって素敵!って思えたんですけどねw

日本人はサーフィンから何を学んでいるんでしょうね?3年くらいのペーペーにはチョット意味不明ですw
そのスタンスがシェイパー、ショップ、ローカルにも伝染しちゃってますからね、狭くしてますよね。

そんな姿勢とか、閉鎖的なのもなんか工務店とか、大工とかと似てんな~と思ったり。ほんとうんざりですw

カリフォルニアのおじさんのような心で、美しいサーフボードを作るかのように仕事をしたいもんです。

話しの着地点が見つからなくなってきましたが、サーフィンは最高ってことで話を終わらせていただきいます。
ご清聴ありがとうございました(笑)

本年もありがとうございました~

2017-12-29 16:26:59 | Weblog
本日12/29をもちまして2017年の営業を終了いたしました!

今年もいっぱい楽しませていただきました。
皆様には心から感謝いたします。

法人になって2期目も無事終了。

仕事はおかげさまでいっぱい頂くことができ、歩みを止めることなく歩いていくことが出来ています。

来年もさらなる攻め具合でグイグイ行かせてもらいます!

ほったらかしだった事務所の建設をやるぞ!

今年もみなさまありがとうございました~!