💛希望をくれたWBC💛
WBCが終わってしまった。
最初は、なんとなくサムライジャパンは強いんじゃないか。。
だって、
世界の大谷やダルビッシュ、佐々木朗希、村上サマいるし、、
そんな程度で観始めたWBC。
それが蓋を開けたら、
日本中の老若男女の心の奥に眠っていた希望を、激しく揺さぶった。
観る側は、優勝出来たらイイナぁ〜だった筈が、
勝ち進むにつれ、TVの前で両手を組み、
普段したこともない祈りの姿勢に。
あり得ないほど、強烈な熱いモノに絡め取られていた。
三年間日本を覆っていた、
ため息と不安と諦めを吹っ飛ばすほどの威力で。
そこには、
コロナ禍で、もぎ取られた自由、
やっと終息の方向が見えそうな令和5年。
怒涛の値上げラッシュに
年金も削られ
政治は黒い煙幕の中。。
希望とか、
未来への期待など持てるはずがない。
光のない現実は、
私達に、しっかり負の心を根付かせていた。。
だが、
サムライジャパンは、全員の長年の夢<WBC優勝>を成し得た。。
それも
マンガみたいなドラマの結末は、奇跡という不思議なモノを味方にした。
僅か一か月という短期間に繋いだ信頼、、?
そこには、
相性とかを超えたファミリー的な結束感があった。
偉大なあんちゃん(兄)たちと憧れ慕う弟たち、
それに、しっかり見守ってくれる父ちゃんたち。
選び抜かれた選手たちが、こんな感じになっていた。
こんなチームは、今までなかった。
十分な実力だけでは乗り切れない壁を、ファミリー結束で取った勝利だと思う。
感動という空々しい言葉がキライだったのに、全身で感動した自分がいた。
それは、、
とっても大事なことを、サムライジャパンの中に見たからだった。
そして、もう一つの奇跡を書きたい。
去年の7月、
観た瞬間、ザワザワさせられた日本のボーイズグループがいた。
それが、崖っぷちに立っていたトラビスジャパンだった。
💚世界へ飛べ! トラビスジャパン💚
あの有名な「アメリカンズ・ゴット・タレント」
イギリス版のゴット・タレントでは、
あのスーザン・ボイルを見出したので有名な番組。
ゆりやんレトリバァは、
アメリカンズ・ゴット・タレントでゆりやんワールドを披露、
観客には大ウケするも、審査員の判定は不合格となった。
あの舞台に、日本のボーイズグループが出てきた。
衣装を見た瞬間に、「エっ⁉ジャニーズの子たち・・・」
そう、彼らは<トラビスジャパン>という聞いたこともないグループ。
名物審査員のサイモンが、ゆっくりと英語で質問。
グループ内の年長者<川島如恵留>が答えた。
サイモン
「夢は何?」
川島
『世界一のスターになること
そのために すべて投げ出してきた
キャリアも住まいも
ここだけが唯一夢を実現できるAGT』
彼らのダンスが始まると、観衆から大きな歓声が上がり、サイモンにも笑顔が。
三つのYESが出され、準決勝へ進むことに。
そして、
準決勝では、出だしから直ぐ、不安定な音程に一つの✕が、、
敗者となった時点で、彼らの夢は途絶えた。
それでもトラビスジャパンは、最高の笑顔で歌い踊り切った。
観た後に、どうなるんだろう、、この子たち・・・
超一流のBTSのように一分の隙も無いのとは、対極にあるけど、
金平糖のように歪なのに、カラフルな空気があり、惜しい。。
心が騒めいて、そして徐々に忘れていった。
💗七転び八起 ダンス小僧たちの反撃💗
AGTの敗退の後、彼らの努力は続いた。
午前中は語学学校、午後はダンスとボイストレーニング。
夜は、名だたるダンス大会出場のため、自分たちで振り付けを考える。
確実に実績を残さなければ、日本へ帰ることができない無期限修行。
彼らは日本にいた時とは、違う次元に入り始めた。
個々の個性を尊重するアメリカは、
彼らを型にはまったジャニーズJrから、歪さを磨いて創り上げていく。
もはや、
躾けられた角兵衛獅子のようなアイドルグループではない。
ビジネスパートナーのはずが、お互いのない部分を補うファミリーに。
アイドルグループによくある無関心関係ではなく、お互いに関心アリという、
崖っぷちに強いグループになったのだと思う。
七転び八起を全員で経て、
独創的で切れ味抜群のダンスパフォーマンスを創り上げ、
「World of Championship」でアメリカ予選4位・世界9位に入賞。
彼らの夢だったデビューが、アメリカで世界配信という形で叶った。
そして、
私は、 見事にトラビスジャパンの推しになった。
配信されるYouTubeに馬鹿笑いしながらも、
金平糖のような彼らを、心から<世界に飛べ💗>と応援している。
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