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年末だった。
暇を持て余しすぎて珍しくTVを点けた。
パッと出て来た画面は恒例の芸能人の格づけ番組。
いわゆる本物の審美眼をもってるか否か?試される企画物。
意外な人が本物を見分ける嗅覚と目をもってたりする。
カメラが出演者を映し出す中、ワタシの目は一人の男性に止まった。
細身、黒のスーツに黒ぶちの眼鏡、髭のはやし方、立ち方。
俳優ではなさそう。。
でも凄いエネルギーと智のオーラが佇まいから出てる。
誰だ?!この人? んで、調べた。
その人はひな壇の芸能人より目立つ。
彼は写真家で映画監督の紀里谷和明。
宇多田ひかるの元旦那だった。
◆紀里谷和明◆
この一言で言い表せない男性が宇多田ひかるの元旦那と分り、ショック。
なぜなら、何年か前の宇多田ひかるの結婚報告のインタビューで、
紀里谷氏の印象がとても悪かったからだ。
上から目線の俺様そのもので、好きくない人のカテゴリーの筆頭だった。
それがこの6~7年後に見た紀里谷氏は別人になっていた。
高貴な紫の薔薇をしょったようなイイ男で、目が離せない。。
そして紀里谷氏は、やはり絶対的な自信と強烈な信念の言葉を持つ俺様だった。
◆めんどくさい男◆
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番組の佳境に入り、素人が創る映画と○△監督の創る映画を見分ける問題。
紀里谷氏は自分の選んだ作品が○△監督の作品でなかったら、
「○△監督を軽蔑します」と、テレビ的にあり得ない言葉を言い放ったのだ。
ワタシはこの言葉に痺れた。。。
こんな言い方をする根底には、自分に絶対的な自信がなければ言えない言葉だ。
もちろん紀里谷氏は正解したのだけど。
内なる自信と信念は、ある意味暴走する危険もある。
その反面、人をこんなにも魅力的にさせる。
紀里谷氏は一般的にはかなり「めんどくさい男」だと思う。
でも男女の性別に関わらず、めんどくさい部分がない限り、
自分の花は開かない。。。と思わされた人だった。
ワタシは今、この「めんどくさい男・紀里谷和明」のファンである。
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