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ヘアドナーになってみた。(1)【ヘアドネーション体験レポート】

2012-05-31 08:38:51 | 日々つれづれ
どうもこんにちわんこ、たぬちです。

突然ですがみなさん、「ヘアドナー」という言葉、聞いたことがありますか?
ないという方も、「ドナー」というのがどういうことか、なんとなく分かるのでは。
骨髄ドナーとか臓器ドナーとか、病気の方に臓器などを移植する提供者をドナーと呼びます。
ヘアドナーは、髪を提供する人のこと。
抗がん剤の治療で髪が抜けてしまった人や、先天性の無毛症、事故や火傷で髪を失った人などへ人毛のウィッグを作るための髪の毛です。
詳しくはこちらをご参照ください。→JHDAC】ホームページ(日本で唯一、ヘアドネーションの活動をされているNPO法人です)

現在、市場に出回っているウィッグのほとんどが成人女性向け。
医療用で、さらに小児用となるとごく少数で有り、人工素材(化繊・アクリル)などばかり。
人工素材の場合、地毛が残っている場合は自然に見えるかもしれませんが、髪が抜け落ちてしまっていると容易にかつらだと判別できてしまったりするようです。
そこで、少しでも普段の生活をストレスなく送ってほしいということで人毛ウィッグを作るための髪を提供する、それがヘアドナーです。

「なんだ、簡単じゃん!じゃあ、切った髪使ってよ!」

と、言いたくなるところですが、実はウィッグを作るにはいくつか条件があります。

提供できる髪の条件は、
・切った束の長さが31cm以上
カラーパーマ等の処理がなされていないこと(白髪はOKなようです)

特に、長さは重要。足りないと製造過程で自動的に廃棄になってしまうのです。
ゴムなどで縛った箇所から31cm以上…。
この活動に興味を持った当時の私の髪型は…



ガチでショート(´∀`;)

ここから、長さが均等になるように時折そろえたりしながら伸ばしていきました。

途中経過がこんな感じ。



小学校から成人するまで、ショートカットだった私にとって、髪が長い生活というのは一言で「面倒」。
髪なんかほっときゃ乾いていたものもドライヤーで乾かさないとですし、寝るときも顔にまとわりついてうっとうしい!!
何度も途中で切ろうかと思いましたが、今切れば、髪がただのゴミになってしまうと思ってガマンしました。(^^;

ここまで伸ばすのにかかった時間は2年半。
パーマもカラーもいっさいかけずに伸ばし続けました。
そしてようやく今年、念願の長さに!!

次回は、実際に髪を切り、寄付するまでの過程を紹介します!

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