脱サラして 沖縄へ移住します。 ~これが真の生きる道~

2018年10月~ 東京から→沖縄へ移住します。 ~44歳からの挑戦~

#581 『捨てられた命が人間の命を繋ぐ』

2021-02-28 20:01:03 | 脱サラ

皆様

こんばんわ。

 

 

皆様、突然ですが、

 

抜き雄ってご存じですか?

(ぬきおす)

 

 

自分達は、約1年以上前から

ある試験を繰り返してきました。

 

 

それは、

『抜き雄を食用にする』

 

という試験です。

 

 

現在、皆様が食している鶏のお肉は、

いわゆる『ブロイラー』という品種が

ほとんどです。

 

それ以外では例えば名古屋コーチンや

地鶏などになります。

 

 

 

そして、

卵を産む採卵鶏(レイヤー)と言いますが、

 

卵を産むのはご存じ、雌ですが、

 

雄はどうなっているか知っていますか?

 

 

 

あまり知られていないかもしれませんが、

 

 

レイヤーの雄は産まれてすぐに殺処分されています。

 

 

 

今回、

自分達は この殺処分をされている

抜き雄を食肉にする為の実験をしてきました。

 

 

 

 

 

話せば長くなるので今回は割愛致しますが、

 

 

家畜飼料を60年、研究をされてきた

88歳の先生達と 

 

今回、

その実現に向けて 水面下で

 

その試験を繰り返してきました。

 

 

 

 

孵化してから約90日間でどれくらい成長するか。

 

体重、肉質など

 

 

 

 

ちなみにブロイラーは、40日~50日で出荷されます。

それくらいで2キロ以上になるように

 

また柔らかくて美味しい肉になるように

 

品種改良をされてきました。

 

 

 

 

レイヤーは卵を産む鶏なので

 

短期間ではそこまで大きくはなりません。

 

 

今回、先生の長年の経験と研究によって

 

配合された飼料で

 

約90日で出荷が出来るように

 

テスト、テストを重ねてきました。

 

 

 

結局、人間の都合のように

聞こえてしまうかもしれませんが、

 

 

自分は、

 

『捨てられた命が人間の命を繋ぐ』

 

というコンセプトを掲げ、

 

 

この事業を成功させたいと考えております。

 

 

 

 

 

 

 

 

1回目の試験では肉も硬く、

 

味もほぼしない。。

 

そして目標体重までは届きませんでした。

 

 

正直な事を言うと

 

 

他の作業でとても忙しかったので

 

キツかったです。

(今でもキツいです)

 

 

本当にうまくいくのか?

と半信半疑でいました。

 

 

 

 

しかし、その結果を受けて

 

2回目、そして3回目でじょじょに

先生の配合調整によって

 

美味しいお肉が出来て来ました。

 

 

 

 

加工場へお願いし、

ソーセージに加工したり、

 

ホールで食べたり、

 

周囲の方々にも試食をして頂いてきました。

 

 

 

 

今後、

日本の人口は減少していくと言われていますが、

 

世界人口は増加していきます。

 

 

いずれくるかもしれない

食糧難の問題にも貢献が出来るかもしれません。

 

「サステナビリティ」(=持続可能な世の中を作る)活動の一環として

訴えられるとも考えております。

 

 

 

そして、

現在、我が社の養鶏場の事業は、

 

就労継続支援B型 いわゆる障害者の方々の

仕事にもなっております。

 

 

 

 

今後、鶏舎を増やし、

 

彼らが安心して作業の出来る事業に発展させ、

 

 

 

この抜き雄を広めて、

 

人間の新食材資源として拡大させていけたらと

考えております。

 

 

 

ちなみに昔(海外の一部では現在も)

 

 

カラーヒヨコとして

 

この抜き雄はペイント着色されて

 

お祭りで売られていたそうです。

(売られているそうです)

 

 

また、

ワニの餌などにもされていたと聞きます。

 

 

 

過去に同様に考えられ、

食肉に出来ないか 実験をされた方々が

沢山いたそうです。

 

 

しかし、

期待している結果にはならなかったそうです。

 

簡単にいうと費用対効果が合わないからです。

 

長く飼育するほど

 

飼料代や人件費がかかります。

 

 

 

 

今回、先生のお力をお貸しり、

 

 

実現へ向けて大きな一歩を踏み出す事が

出来ました!

 

 

 

 

 

皆様、これを機会に

まず、

 

現在、沖縄だけでも年間約10万羽が、

 

孵化して 雄と雌で判別された瞬間、

 

捨てられている『命』がある

 

という事を知って下さい。

 

 

卵を産む雌の裏には、

 

ただ雄に産まれてきただけで

 

殺されているヒナがいる事を

是非、知って下さい。

 

 

 

 

※ちなみにドイツ?では

孵化する前に雄、雌の判別をする技術が進んでいる

そうです。

 

 

世界的にも問題視されているのは

言うまでもありません。

 

 

 

 

 

 

 

自分は、

 

まず先生の携わってこられた

飼料の研究の集大成として

 

 

そして、仲介して

チャンスをくださった社長様に感謝し、

 

 

なんとしても成功させようと思っております。

 

 

 

 

皆様、

応援のほど

 

宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

ついに解禁です。

 

 

 

 

 

『捨てられた命が人間の命を繋ぐ』


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« #580 飼料置き場の修繕と | トップ | #582 加工場とお打合せ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿