脱サラして 沖縄へ移住します。 ~これが真の生きる道~

2018年10月~ 東京から→沖縄へ移住します。 ~44歳からの挑戦~

#91 さらば鶏達よ

2018-12-20 01:04:51 | 脱サラ
こんばんは。


毎日忙しい日々。



今日は、ほぼ自分は関われていないが、
鶏達の廃鶏の日だった。




うちの養鶏場は、

現在、NPO法人様の(その職員や知的障害者)
お力をお借りして、
鶏の餌やりや、卵の出荷準備までを
している。




そして、18ヶ月を過ぎ

産卵率の落ちた鶏達は、今日、
廃鶏される。




この日、与えられるはずの餌は、
彼らにはなく、



専用のカゴの中へ、
次々と入れられて いく。



逃げ回る鶏達を追いかけ、


自分も捕まえ、カゴへ 入れる。





今日、廃鶏されるのは、77羽。


やはり、ちょっとかわいそうな気持ちになる。





ケートラに積まれた10個のカゴには、


何処へ行くのか、


不安なのか、



それとも観念したのか


落ち着いたように見える

鶏達が、 ギシギシと

その身を寄せ合い、

狭いカゴの中で 落ち着いたように
いる。





片道、約45分程度の目的地へ到着。





再び、カゴを運び、
受け入れ先に手渡すと



あっけなく
毎日、共に過ごした顔ぶれと



さよならするのだ。





受け入れ先への手に渡ると


順を待つ他の鶏達の中へと



まるで死刑が確定された囚人達のように



その時を待つ


彼らにとって

短い、そして

長い時間が始まる。








聞くと


翌日の朝から


行われるとの事。





自分は、


もう一度だけ、振り返り、



心の中で




ごめんね


そして、


ありがとう



と、呟いた。






皆さんは、


卵を食べた事はありますか?


鶏を食べた事はありますか?








明日、


執行される彼らとの別れは


意外にもあっけないものだったが、



命の尊さなど


改めて
考えさせられた。






受け入れ先の作業員にとっては
日常的に行われている事かもしれない






焼き鳥屋さんが好きなオッさんや、



チキンが好きな若者よ




改めて、



口にする前に



「いただきます」


を 言おう。





自分達は、



生きている のではなく




生かされている



のである。

















その場を後にすると、




すぐ近くにある


偶然なのか、

チキンが売ってる店がある。



気になって



立ち寄ってみた。


客が後を絶たない。



そこには、


口にほおばる
人々の笑顔があった。






そこで廃鶏された鶏達なのかは


わかりません。



自分も



チキンと唐揚げを買った。







その味は、



絶品だった。






さらば、鶏達よ




ありがとう。


そして、



いただきます!


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