玉陽庵 算命学ブログ

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才能占技 その2

2015年01月11日 | 算命学 あれこれ
昨日は、「北天運」をはじめ、「才能領域」のお話をしました(^^)
それでは、どの運の人が、どのような「主星」の才能を発揮しやすいのか。

ごく当然ですが、精神才能領域の人は精神星の才能を、現実才能領域の人は
現実星の才能を発揮しやすいです。

最も才能を発揮しやすい星は、それぞれ以下の通りです。

 A)精神才能領域
   1)北天運 -玉堂星、調舒星 
   2)西天運 -龍高星、鳳閣星

 B)現実才能領域
   1)東天運 -司禄星、牽牛星、石門星
   2)南天運 -禄存星、車き(車奇)星、貫索星



上記の通り、才能を最大限発揮できる星を持っていれば幸運ですが
もちろん、そうではない場合も多々あるでしょう。

それでは、上記に当てはまらなければ、才能は発揮できないのか?

実は、そうではありません。
ただ、その主星の「本来の意味」から少し離れた「才能発揮」となるのです。

例えば、「北天運」の方が「禄存星」を持っていらっしゃるとします。
この星を「南天運」や「東天運」の方が持っていると、「禄存星」の
“金銭・物質”面のパワーが発揮され、運用の才能や商才として現れます。

しかし、「北天運」の場合は精神性の高い才能として現れるので
むしろ“愛情奉仕・ボランティア”の才能として発揮され
“金銭・物質”面からは離れてしまうのです。


このように、一見単純に見える才能占技ですが、十大主星の多様な面を
きちんと理解しておく必要があります。

また、才能があるからと言って、いきなりその星を輝かせようと
欲張ってはいけない場合もあります。
星はその器に強弱があるというお話を、以前しました。
弱い器の星をいきなり輝かせようとするのは、少々危険です。

才能も、年齢と共に出てくる順序がある場合があります。

また、才能が出にくい人、あるいは無限の才能があっても本人は気づかない、
という人も存在します。

これは良し悪しの問題ではないのです。
才能というのは、「葛藤」があって初めて出てくるもの。
日々を葛藤なく穏やかに過ごしたい人には、かえって厳しいものでもあります。

また、才能があるからと言って、それが「実利」に結び付くかは別問題。
ボランティアで才能を発揮したり、日曜画家として趣味で素晴らしい絵画を描いたとしても
周囲の人の賞賛は得ても、仕事には何の影響も無い、という場合もあるでしょう。

ただ、仕事上で「才能」が極めて大きな問題になる場合もありますね。
また、できるだけ「才能」を生かした仕事がしたい、という場合もあるかと思います。
まだ小さいお子さんの「才能」を理解して伸ばしてあげたい場合も然り。

このような場合、ぜひプロの鑑定をきちんと受けてみて下さい。

「才能」のある人は、「葛藤」のある人。
逆に言えば「葛藤」を昇華させるには、「才能の発揮」が不可欠でもあります。

心の内に葛藤や苦しみを抱えている場合、様々な要因があるはずですが
それが上手く「才能」として発揮できていない事が原因の場合もあるかと思います。

少し立ち止まって人生を考え直すような場面において、自分の才能がどこにあるのか、
どうすれば上手く発揮できるのかは、きちんと知っておいた方が良いかもしれませんね(^^)



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