玉陽庵 算命学ブログ

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「結婚運」と位相法

2015年01月12日 | 算命学 あれこれ
算命学を勉強していて、最初に「これぞ“占い”!」と楽しくなるのは
「位相法」を習った時ではないでしょうか?(^^)

こちらのブログでもたびたび出てくる「天剋地冲」や「納音」「大半会」などは
すべてが「位相法」。

特に年運で出てくる「位相法」は、「今年は仕事運が良さそう」であるとか
「今年はプライベートを気を付けなければ」などという現実的な暗示が出てくるので
非常に分かりやすく、占いをする上で抜かすことはできません。

ただ、実際に占いで活用しよう!という場合、「方向」の読み取り方に
注意が必要。

一番分かりやすい見方が、西方が「プライベート」、東方が「仕事」、中央が「立場」。
非常に具体的なので、こればかりが頭に入りやすいですが、その他の意味も
決して忘れてはいけません。
東方が「現実の未来」、西方が「現実の結果」。
人間関係で言えば、東方が「社会、友人」、西方が「配偶者、仕事の補佐役」。

同じ「西方」でも様々な意味があるので混乱すると思いますが、
「結婚運」を占う上では大事なので、ちょっと頑張ってついてきて下さいね(^^)

まず、独身の方がご自分の「結婚運」を年運で占いたい場合。

やってしまいがちなのが、「プライベートだから西方」と、「西方」の位相法だけを
見てしまうパターン。
私も、勉強をしている当時、見事にこんな見方をして失敗しました(笑)

「西方」が良いのは良いことです。
ただ、「半会」や「支合」といった「まとまる」ものが「西方」に出ていたとしても、
それはすでに「結婚を前提にお付き合いしている人がいる」場合、
付き合ってきた「結果」として「まとまります」という意味。

平たく言えば、結婚秒読みの人がゴールインしますよーという意味であって
交際相手がいない人には「吉」とは言い切れないのです。

「結婚」と「恋愛」は別、と言い切れる人でも、「出会い」が無ければ次のステップには
進めないもの。

「人との出会い」は、必ず「東方」で見て下さい。
まずは「友人・知人」として知り合わなければ、恋愛も結婚も無いのです。
もちろん、これを良縁としてまとめたい訳ですから、結果である「西方」の条件も
壊れていては良くありません。
本人の「立場」である「中央」も同様です。

2月4日以降の乙未年、出会い運が良いのは、「東方」に「大半会」、「半会」、
「支合」などの「融合条件」が出ている方。
自分の生年の十二支と、今年の十二支との関係ですので、
亥年、卯年、午年生まれの方が「吉」です。
未年生まれも「比和」と言って「支合」に準じますので、良いでしょう。

また西方も同じようにまとまるものがあった方が良いですから、
日干支(生日)の十二支が上記と同じ、亥、卯、午、未だと「吉」。
逆に、「丑」などがあったりすると、結果が壊れるので「凶」。
もしもお金を使って婚活などをしようという場合は、お勧めできません。


もちろん、上記は「結婚運」を占う際に使用する技法の一部でしかありません。
分かりやすく、いかにも「占いっぽい」雰囲気があるので重視しがちですが
本人が宿命的に持つ「結婚運」の良し悪し、大運での「気」の満ち方、
十二大従星の「大人星」が邪魔をされていないかなどなど、
きちんと占いたい場合には、総合的な判断が必要です。

上記は一面的な見方でしかない、という事は、ぜひ覚えていて下さいね。


また、すでにご結婚されている方、今のところ結婚するつもりが無い方も、
「東方」、「西方」共にまとまる運気(融合条件)をお持ちなら
仕事運が良く、結果も良好という見方も可能。

また、「東方」が良く、「西方」が壊れているような場合は、
仕事でどんどん前進できたけれども、最終的には結果が壊れてしまい、
期待していた結果は出ない、という結末になるでしょう。


皆様の乙未年が、どうぞ良き一年でありますように(^人^)

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