存在そのもの

イヌに癒される、とは、帰宅時
玄関を開けるとそこに尻尾を
振る姿があるからではない。
。。。自分は。

そして無垢で天使の様な姿で
眠るからでもない。。。
実際にゆきは、人前で寝姿を
殆ど見せない。飼主の少しの動き、
気配でもキョロキョロとする。

癒されたいからイヌを迎えたのでは
ない。そして癒して欲しいとも
全く思わなかった。
しかし気付くと、どれ程癒されて居た
事か。。。
癒されて居る事すら気付かないで
生きて来た、１２年。

昨日、ゆきを撫でて居り急に感じた。
こういった事の全てが癒してくれて
居る、と。

こういった事---それは
唯、
その存在そのもの、だ、という事。
満面の笑みを見せてくれずとも
可愛い寝顔を見せてくれずとも。。。
唯、
その存在そのものが、癒し、だ、と。

何をしても、又出来なくても、
例え寝た切りになろうと、この存在
そのものが「癒し」となった我天使
。。。

そこら中に

アジサイが見られる。
その下をクンクン。



下り勾配と太陽でゆきには
辛かろうと乗って貰うが
道の端が気になった様子の為、
直ぐに降り、この後はトロトロと
歩く。

翌日も

再び、強い陽射しに
晒される事になった。



この時点でかなり太陽がキツイ。



浄水場フェンスからの木漏れ日に
美しさを感じて居る場合では
無かった。６時台の散歩では
既に相当キツイ。

やはり４時台には出なければ
いけない。
６月２２日散歩風景

てっちゃんと別れ

徐々に陽射しが
きつくなり
飼主、又少々慌て始め、
ゆきはパンティングが
数倍酷くなる。



それでも取り敢えず右回り
を進む。
この後は、速攻帰った。

雑種に目を向けてみたり

イヌの罹患し易い疾患の中、
特に悪性度の高い部類に入るモノ
の罹患率？には必ず雑種が入って
居るのだが。。。しかも結構上位に。

しかし---
家は２０才まで生きたゎよ、
昔飼ってた雑種は１８才まで元気でね。。。
等と良く聞く。

唯、雑種故、病院へ連れて行って
さえも貰えない子等も多い様だ。
実際に何頭も目の当たりにするが。

そういった事を照らし合わせると
実際には統計よりももっと、雑種の
先疾患罹患率は上がるのでは
ないだろうか。

しかし、誰が雑種は丈夫、と言い出した
のだろう。

確かに、真性の？雑種は生きる事に
厳しい固体は淘汰されて来たのかも
解らない。。。
雑種が丈夫だと言われるのは、
飽くまで遺伝に因る、又は
絶滅しかけた品種を復活させたいが為、
血統を残す為、新たな特色有る形；新種；を
作る、他等の為に行われる場合も多いと
言う、インブリード等とは無縁で
あるから、そういった意味に於いては
「丈夫」かも知れない。

勿論、体型も意図的に作られて居ない上に
骨格他、そのものが作為的で無い分、それも
丈夫と言われる所以なのかも解らないが。

しかも性格的にも偏りも少ない気が
する。
多くの雑種達が、凶暴、粗雑な行いを
する、等と思われて居る所以は
恐らく、飼育の仕方に問題が有る様に
感じる。
雑種は外に繋ぎっ放し。。。と。

それではどの様な子等でも、寂しさから
性格が歪む事もあるかも解らない。

本当に雑種は沢山の異なった血が混じり
未知の可能性に溢れて居る。
意図されない容でヒトの役に立ってくれる。

この様に素晴らしい雑種に、世の中が
もっと目を向けてくれたなら、と
常に思う。