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蘇った黒、ビミョ~な譲渡

2011年11月21日 03時26分16秒 | 預かり・放棄・保護犬猫・愛護団体
20日、
黒は蘇った。

飲まず食わずだった為
日曜、午前診療を行う近医へ。

皮下点滴故、静注に相当自信が
無いらしい近医でも大丈夫だろうと。

黒は、闘犬の様に皮膚が弛んで居る
事もずっと気になって居るが
特には質問はせず。
どさくさ紛れに首の後ろ辺りを
引っ張るとかなり伸びる。

ついでと言ってはナンだが
完全に無くなる前に
センター病院で処方された薬剤と
同様の物が在るか尋ねると
在るとの事、それ等を貰う。

元気を取り戻した(今のところ)
黒と反比例する様に
譲渡希望の奥様が倒れられた
そうだ。
ご主人から連絡が来る。

18日帰宅以降、
吐気と眩暈で大変な状況に陥って
しまったと。。。

今までに会った事の無い程の
優しそうな方だったからか?
まさか黒のせいではなかろうか
と恐る恐る伺うも
当然、違うとの返答。

。。。がどうも違わない気がする。
確かにあの日の黒は凄まじかった。

体が小さい故、何とか対処も
出来たが、あれが5kg以上あったなら
地獄だったろう。

恐らくあそこまでの重責発作は
滅多に無いかも知れないと思える程。
自分が以前に一度遭遇した、黒大発作
よりも凄まじかった。。。
これからああいった状況になる事も
勿論有り得る。

恐らく。。。
今回の譲渡には暗雲が
立ち込めた気がした。

ご家族は、元気なお母様も含め、
全員が総動員で黒を迎えたい気持ちで
居て下さる事が、言葉の端々から
感じ取れたが。。。

詳しい検査結果が出た後、
改めてご夫婦で黒にもう一度
会いに来て下さるそうだ。

黒はあのご家庭で迎えられた方が
幸せ、と言うのか、良い様に
思うが。。。
どうなのだろう。

ガヤガヤとした、人数の中でより
都会(全く都会ではないが)の片隅で
ヒッソリと暮らす自分と一緒に
居た方が良いのだろうか?
そして---
余り自分は黒と信頼関係を結ぼうと
努力をしない方が良いか?
その方が譲渡家庭に馴染めるのか。。。

飼いイヌは全てニンゲン如何で
その運命が決められてしまう。
焦らず、ゆっくり考えてみるしかない。
ナンセ、ヒトの言葉で喋ってくれない
のだから。
。。。だとすると
あれが話せない黒の精一杯の
抵抗だったのか?
解らない。。。