鵜来島へ、朝6時前キリンじいさんが迎えに来る。
深浦の地誌学者と篠山の総代を回って宿毛の片島港へ。
7時、片島港出発。
初めて乗るが船内はきれい。
途中でデッキに出て外を、
波も穏やかで気持ええ船旅、
篠山も頭を見せとる。
馬瀬山の展望タワー、小岩道の風車、海から見る展望は初めて。
孤島の鵜来島。この風景は八丈島を思いだすな。
西海権現山、鹿島が連なって見える。
だいぶ近づいた。
はやる気持ちで下りる準備の3人。
人口19人の鵜来島へ到着。
廃校になった小学校が大きい。
島内のカフェ、しまの灯りで小休止。
お昼はここで食べる。
8時10分、廃屋の多い路地を登って灯台へ、
ノジギクがきれいに咲いとる。
天気も最高、汗ばむ暖かさ。
龍頭山との分岐、帰りはここへ下りてくる予定。
このブイの矢印が無いとチョット間違いそうな場所。下る。
すぐ運輸省の標識に沿って進む。
途中で宇和海側の展望がええ場所、
下の岩場に釣りをする人。
灯台が近づいたぞ。
8時40分、灯台到着。
総代が持って来たミカンで小休止。
次は三角点に行くか、龍頭山頂上。
途中から道のない尾根道を。
藪道が慣れとる総代さんが先頭で、さすが!ルート選びがえらい。
難なく三角点へ、
三角点の標識がある、
岩場から、鵜来島の港、
左柏島方面、右沖ノ島。
さらに尾根道を登って龍頭山へ行こうか。
途中で水の配管、
ここから先が難儀な藪こき、
段畑跡を行ったり、来たり、総代さんが邪魔なツルを切って。
尾根道はあきらめ、最後は国土地理院の破線に出るように行く。道に出た。
ここからはしゃんとした道、歩きやすい。
段畑の石積み。
九十九登りを行くと、
コンクリートの場所へ。
戦争中の砲台のあと。
その中に大きなスズメバチの巣。
戦争中の施設跡。
ここがてっぺんかな。10時20分到着。
タツナミソウみたいな花が咲いとる。
とりあえず乾杯。
南郡の海を見ながら、
ゆっくり休憩。
休憩したら西側の160m地点へ行くか。
お宮さんを、
お賽銭を入れる場所が無い。
少し来た道を帰り、
途中から尾根道を、
大変やな、
おおきなカタツムリ、
ここで、もう帰ろうと言いだす者がおる、
多数決でこの大石から引返す。
この先展望も期待出来んしこんな道やったらしかたないか。
人家が見えてきた。
しまの灯りでお昼を食べよう。
12時30分、乾杯。
ひや汁ええな。
一人800円でこがいなごちそう。
食後、島に詳しい方に案内してもろうて神社に置いとる
お祭りの牛鬼の面を見せてもらった。
宇和島藩やったけんお祭りの出し物は南郡と一緒の物が。
竹で作った牛鬼の胴体。
お面、ちょっと優しい顔やな。
神社から鵜来島の家並み。
4時の帰りの便まで2時間以上ある、船が来んか眺めるキリンじいさん。
まだまだ来んぞ。
10分前ご赦免船が来たぞ。
欠航にならずに良かったな。
たぶんもう来ることは無いやろう鵜来島。
17時、宿毛の片島港へ帰る。
鵜来島から南郡を見たり、戦時中の跡を見たり、牛鬼の面を見たり、
鵜来島の歴史文化に触れ大変有意義な山遊びでしたな3人さん。