一句鑑賞

薄氷・うすらひ・うすごほり

あぁ!坊ちゃんでしょう?

と二十歳ごろに声をかけられました・・・・早良区のとある道を歩いているときにでした。

幼少の頃のわが家は田畑もあり、それに馬が納屋の一室に?いまして。地元の秋祭り・・・放生会のときに流鏑馬を、父がやっておりました。

その馬の世話とかを・・・坊ちゃんでしょうと声をかけて人・・・森さんといいまして・・・可愛がっていただきました_(._.)_

当時の子供の遊びと言えば・・・ファミコンなんて50年後のこと(^_^;)

チャンバラごっこ、田畑や川などで遊ぶばかりでしたね。

その中のひとつに、竹馬がありまして・・・自分でというか私は男三人兄弟の真ん中でして、竹馬の材料のもちろん武ですが、それをほどよい長さに切ったりしてましたが、どうしても上手くいかないところが・・・・

足を乗せるところの取り付けが上手くできないでいると・・・森さんが・・・

坊ちゃん、それじゃ駄目だですよと作ってくれました。

自慢の竹馬となりまして・・・かなり上手に使ってましたね、かなり速く走ることもできた記憶がよみがえります。。。。

これは餅を搗く石臼です・・・玄関先に水を張って置いておりますが氷・・・この程度だと薄氷(うすらひ)。

春の季語ですね・・・薄氷(うすごほり)

歳時記の例句を見ますと、やや危ういといった感じで使われていますね。

父病めば 空に薄氷 あるごとし   大木あまり

どうでしょう?父上の病状を心配されているのでしょうか。

私はとうに心配される年齢になっております・・・・(^_^;)

この句の凄いのは・・・空に薄氷・・・この中七ですね。

ふつう、空に氷が張って浮かぶことはあり得ませんね。

それを父の病など経験しなかったことが、現実となったとき。ゆれ動く心の機微を割れやすいい薄氷がなるで空に浮かんでいるかのごとく捕らえられたのでしょうか。

 

はてさて仕事でありますが・・・元日から働いております・・・今日は14日ですが、その中で休みは・・・9日と12日の2日だけ・・・(^_^;)

でも大きなトラブルもなく、スムーズに仕事ができてお客様にも働いてバイトさんにも感謝しておりますm(__)m

今週は18,19日とオフとなります。

じっくり身体を休めたいですね、それに心の休養も取らなくてはと思ってます。立ち寄り温泉へ行きたいのですが、時間がとれるかな?

ではまた_(._.)_

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