一句鑑賞

夢中落花

土曜日の天気、荒れましたね。

朝から小雨でときおりそう強くない風・・・

で近くのストアに買い物で屋上駐車場といっても2階建ての屋上です。

買い物を済ませて車に積み、自分も乗り込んだとたん!!

車体が大きく揺れる突風が!!

びっくりするほどでしたよ(^_^;)

夕どきのニュースでは福岡でもトラックが横転とか建物被害も報道してました。

 

春疾風という季語がありますが・・・小雨も降っているしちょっと違うかなと。

春嵐、春荒(はるあれ)も、春疾風と同じなんですが今日は雨も降っていたし。

春嵐、春荒でしょうね。春疾風はどこか乾燥した感じがあります。

季語って難しいですが、自然現象などは実感して季語の解説を読むと、あぁなるほど!となるのですカナ。

実は昨日のオフは、久しぶりに八女市方面に行きました。

お仕事の関係もありましたが、午後1時過ぎて昼食時間となったのです。ここ数年ご無沙汰していた、八女市福島の古い町並みの中にある蕎麦屋さんに行きました。

名は「史蔵」・・・

そば茶ですね・・・注文したのはいわゆる「鴨せいろ」。美味しかった。

この写真のテーブルは、実は足踏みミシンなんです。たぶんシンガーミシン?

写真のこの辺りはミシンの天板で布をさばいているあたり・・・真ん中のミシン(機械)の辺りはガラスかなにかで平たくしてあります。足元にはぎっこんばったんと踏む・・・何て言うのかな、足踏みなどそのまま残していました。

実はこのお店、数年前にかの有名な・・・タイヤ屋さんのおススメに掲載されました。私はその何年も前から行ってましたんで、ある年に行ったときにお客様が多いのです、後年に件の雑誌に掲載されたと知ったわけです。

美味しかったですが今ひとつ味のパンチが効いていないというか、そんな感じを受けました。しかし蕎麦屋としては私の中ではレベルは高いのですよ(笑)

八女の福島という古くからの街並みの一軒に堺屋という大店がありまして、そこにある句碑です。山本健吉さんと石橋秀野さんですね。

こぶし咲く昨日の今日となりしかな   健吉

蝉時雨児は担走車に追ひつけず   秀野

担走車は今でいう救急車かな?

句碑のすぐ横に辛夷が植えられて軒の高さぐらいに咲いていたのですが・・・いつもは。なんとまあ、今回はちょうど私の胸の辺りで幹が伐られていて、幹の周辺から新しい枝が数十本ほど出ているのです。これ庭師さんの仕事ではないですね(-_-;)ちょうど花期でしたのでがっかりしました。

ここの建物に山本健吉さんの夢中落花という文庫がありましたが、現在は八女市の図書館に移転されています、あ、本や資料だけです。

といったところで、晩くなりましたのでこのへんで。

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