火を足すも秋思のうちや(ぞ)登窯
この句は一昨日投句した一句です。
(ぞ)は、今日、この方が良かったかな?なとど考えたので、それを記録に残しておかないと。
この景色は・・20年ほど前の大分県日田市の小鹿田焼の里へ行った時、秋の窯開き?ではなかった民陶祭だったか、そのために登り窯を焚いているときに行き合わせたのでした。
登り窯の焚口に3人の窯人がいて、二人は横たわり、一人は窯の火を見ていました。私はその傍らをゆっくり通らさせていただいたのですが・・・(-_-;)
不眠不休といっても交代で火を見ているわけですから、疲れますね。横になり肘枕でつかの間の睡眠をとり、やおら起き上っては薪を運んできたりと、大変な作業だなと思いました。
傍を通り過ぎる私を・・ん?っといった眼差しで見られ、ああ、仕事の邪魔したなと思ったことでした。
彼らはプロ中のプロですから、胡散臭い奴だなと私を見ていたでしょう。
火を見て薪を足す彼らの心の中は分かりませんが・・・とまで考えると。
「や」より「ぞ」のほうがと思ったのでした。
投句したら訂正はできません。後日結果が出て独り反省するだけです。
来月号へ頑張りましょう(笑)
他の四句は・・いずれまた