椿落ちてきのふの雨をこぼしけり 蕪村
私なんかが蕪村を鑑賞するなんて失礼なんです(笑)
で、見たままの情景をなんでこんなにかっこよく17文字に出来るんだろうと。
気づきとか観察とか発見とかいろいろと言葉で説明はできるのでしょうが、私は目と思います。
素直な目でしょうね。
落ちたばかりの椿は昨夜来の雨で濡れています。
それを見つけたのですね・・・発見と同じようですが違います、見つけたのです。
ただ見つけたのです、それが詩人の目なんですね。
時間の経過を見つける目でしょうね。
同じくボタンの句がありますね・・・
牡丹散りて打ちかさなりぬ二三片 蕪村
これもやはり見つけたのですね、時間の経過も。
先に散った花びらと、あとから散った花びらとは違うのですね。
散りて重なった花びらに人をも見ているように思うのですが・・・
それぞれに見上ぐる空や落椿 庸介
山吹の揺れ定まらぬ風の向き 庸介
なんか平凡だな(笑)
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一句鑑賞
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ふじ
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