もうすぐ正午の時分、家の角を出るとばったり!
あら!
イワサキ先生だった! お元気でしたか?
以下、先生との掛け合いを・・・(^_^;)
うん、今年94よ!
そうですか、私も75、後期高齢者になりましたよ
笑いながら・・・元気そうじゃない! と私へ
有難うございます、ばってんあちこちというか昔のごと元気はないです(^_^;)
俳句はどうしようね!
はい、昨年から鷹俳句会に入りまして、福岡の句会へ行ってます。
そうね自分で作ってばかりじゃね、面白くないからね・・・
そうですね。、、(^_^;)
私も〇〇へ投句を続けようよ!
などと話して、先生、車とかに気を付けてくださいよ、と別れましたが、声も元気でした・・・凄いな!まだ老け込めないな(笑)
イワサキ先生は、習字の先生で子供がお世話になったので先生と今も表記してます(^_^;)
昔というかNHK俳壇が始まった頃に、ある号の佳作に先生と私の句が載ったのですね・・・なんという偶然(^_^;)
それを見つけたのは私で、ストアで偶然会ったので・・・先生!佳作に入ってましたよ!というと・・・あんた、俳句ばしよったと?
といってストアの雑誌売り場へと嬉しそうに・・・
それから数か月後でしたか、、、、お会いした時に
ねえ、こんど私が入っている俳句の会の先生が福岡に来(き)んしゃぁけん、あんたも出てこんね!
とお誘いを受けてお会いしたのが、扉という結社の主宰、土生重次先生でした。講話をききました、鳥肌が立ちました。入会しました・・・毎月、添削の句を送りました・・・返ってきました・・・とてもいい時を過ごしてました。
そしたら会の福岡のお世話している方から連絡が入りました。福岡での句会に主宰が来られるのだが、主宰が私を必ず句会に呼ぶようにと言っておられるので来てほしい・・・行きました。句会、緊張しました。主宰の隣の席に座れと・・・
選句して時間があまり、もういちど見直して・・・選んでいた句を他の句と入れ替えました・・・主宰が採られた句は、私が最初に取っていた句と数句重なりました・・・
お隣に座ってますので小声で質問しました・・・実はこうなんですと。
それはね、一読句意明解だよ。最初に読んでいいと感じたのいい句だよ。
なるほどとうなずくばかり・・・そしたら、鑑賞は山本健吉の現代俳句鑑賞を読みなさい、私は60数回詠んだよ、それから歳時記は・・・当時の私は角川の季寄せしか持ってませんでした・・・角川の合本俳句歳時記第三版をと・・・さっそく帰りに天神の本屋さんで2冊とも購入。
師はそのときに病気が判明しておられたので、そのご一年ほどのご指導となり、私は何を頼りに句を作ればいいのかと・・・しだいに俳句から遠ざかりました。こんな辛いことはなかったなぁー・・・
70才になったころ、もう一度俳句を勉強したいと福岡での句会を探しました。有名な結社で見つけたのですが、コロナもあり会の参加が減り閉会となりました・・・4,5回は行きましたが・・・
もう俳句は諦めようかと思ったのですが、それでも二三の結社の俳誌を取り寄せて福岡での句会を探し、私の行ける曜日という条件でマッチしたのが、今お世話になっております句会です。
ここまで書いて来て、いわゆる偶然ということが実は人生においてかなり重要なものだと気づいております。
イワサキ先生とNHK俳壇にともに佳作に入らないと、また土生先生との出会いもなかったでしょう。
当時のNHK俳壇のテキストを購入しておりました。私は2回ほど佳作に入っただけなんですが(-_-;)
いつも特選や上位入選の中に、小川軽舟という名を知りました。この人は良い句を作るなー、どんなベテランなんだろうと思っておりました。
昨年、鷹へ入会し主宰の名を知り・・・え!あの小川軽舟!
でプロフィールと言いますかご年齢を知ったときに、私より一回り以上お若いのにびっくり!
私は井の中のなんとか・・・あだ名はキリンでしたが(-_-;)
そういった俳句のお話でした
現在、通っております句会には、同人さんが二人おられて厳しくも俳句の道案内をやさしくしてくださって、じゃぁ来月も頑張るぞと毎回感じております。
長々と私の俳句を書きましたが、イワサキ先生との縁がなければ今の私はありません。その方と半年ぶりぐらいでばったり出会う、その先生の言葉の明瞭さに励まされて書きました・・・おやすみなさい