一句鑑賞

空蝉

秋アジサイの葉に捕まって脱皮したようです・・・クマゼミですね。

そのまま触らずに置いておきます。

鳴き声はとにかくうるさいけど、心地よい(笑)

夏本番がやっと来た感じです。でも来週には立秋。

俳句で考えていますと、実際の体感とは別個に季節を進ませなければなりません。

セミの抜け殻で言うと、脱皮直後は茶色も濃くしていますが数日のうちに、色が褪せて来ますね。そんなところに秋を感じるのです。

空蝉は夏の季語。歳時記の例句を久しぶりに見てみました。

空蝉のいづれも力抜かずゐる   阿部みどり女

いいですね!正に命を感じます。

空蝉の命の光り透けのこる   一句

といったところで寝ましょ(笑)

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