一句鑑賞

冬に入る

家解きて土あらたなる冬に入る

冬晴や独りといふも多く干し

冬田道折れてシクロの列長き

茶の花やひとりの餉にも刻むもの

川石のあまた乾くや枇杷の花

温床に小犬の走るほどの道

葱買うや明日の夕餉のものを足し

木の匙の丸みにまかせ葛湯かな

両の手を借りて始まる毛糸編み

刻むもの多き出窓もしぐれけり

 

最近作りました句です。冬の季語。

明日の為に早めに寝ます。

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