一句鑑賞

17文字に何を詠うの?

季語の無い17文字

情景を言葉にしたら・・・この時点で詩としてはできました。
俳句にするには季語を入れないといけませんが、季語は短いものでも2文字、
長いのは7文字もありますね。

まず詩としてできた17文字の情景・・・
これに呼応するというか、どこか心に響く季語をチョイスします。

季語をそのままプラスすると17文字をはるかにオーバーします。
さて言葉との格闘が始まります・・・ここからが推敲ですね。

言葉をそぎ落としていくわけですが、文字数を落としては自分でも意味不明のものとなったりします。
自分ではできたと思った言葉を見直して、ほかの言葉をというか・・・言い回しを探してみましょう。

ピッタリの言葉と出合うと、あとは句としての体裁を整えていきます。
切れは・・・上五で切るか、中七にするか。
季語は頭に持ってくるか、中ほどがいいのか最後がいいのか・・・季語の意味と据える場所で作品のイメージががらりと変わります。

でなんとか作品ができました。
翌日にそれを読み返してみましょう・・・
私は翌日に捨てる句が多すぎて(笑)

情景を入れすぎると文字数もオーバーするし、説明のほうが勝って、読んでみて「あ、そうですか」という句になります。
広がりの無いといいますか・・・読み手になったつもりで作るれるといいのですけど。

また季語の説明はいけません。

コメント一覧

一句鑑賞
省略も
先日は失礼しました。

翌日に読み直してもすっと読めるものはいいです。

あまり難しく考えないで、別の言い表し方は無いかなと・・・ぐらいで。

そこで季語が持つ意味が、自分の言いたいことと呼応するように季語の力を借りましょう。
どこか季語の意味合いにほんのちょっと響くくらいとでもいいましょうか。
季語をお借りしましょうとなるのです。

今夜は自句解説の記事を書きますか。



koh
たしかに翌日
翌日見ますと大抵、良いと思った句が見当たりません。

ブログ読ませて頂き、心当たりがあるなあ~と
私、日本語を知らないなあと思います。類似語…

こうして文を書くのも、言葉を話すのもすべて、言葉をそぎ落とすことが大切と思うようになりました。

TVで話されてる言葉がテロップで流れる時、ところどころ省いてありますが、話すときは省かれる言葉の無いよう話せたらいいなあなんて最近思っています。
その前に、TVに出て話すことなんか金輪際ないのでした
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