一句鑑賞

春近し

春近し・春隣
2011-01-28 20:59:54 | 日記
晴れて温かく感じる日でした。
春はすぐそこまで来てるなと・・・。
例句は多いですが、一句だけ。

尾の長き鳥が流れて春隣        大峯あきら

鳥が流れる、ここがポイントです。
鳥は飛ぶもの、流れませんね・・・水に浮かんでいるわけではありません。
作者は川を高みから見える場所にいるのでしょう。
川の流れを見ていると、尾の長い鳥が流れよりも早く下って行ったのです。
それを流れ星のごとく捉えて、鳥が流れると見たのですね。
素早い鳥の動きをよく見た句なのです。
そして春はもうそこまで来ているのです。
流れて・・・いい表現ですね!


2016.1.26
寒波も一息の今日でした。
春の実感はまだ見えませんが、鳥の動きや風の和らぎなどに春を感じたいですね。
5年前のこの記事も2月の頭に終わります。
最後の季語は、冬萌です。

いまからサッカーを視ます

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