熊本県山鹿市に八千代座という有名な芝居小屋がありますね。あの玉三郎さんが公演されますが、詳細はしりませんのでご検索を。
1910年建築の小屋と言ったら失礼なほど素晴らしいものですね。保存改築中も外から見ました。
何度か訪れました(笑)といっても中を見学したことは一度だけでしたが・・・大きな格天井の一枚一枚には広告がありました。奈落にも入り、花道の下も抜けたり子供時分に戻ったワクワク感ありましたね。見事なものでした。正面の軒屋根の上には役者絵というか大きな看板が・・・昔の映画看板みたいな絵筆色使いでレトロな感じでした。座長さんでしょうね・・
なんで八千代座のことを書いたかといいますと・・・見学したときが2月頃でしたか、八千代座の広々とした中もやや寒かったですが、木戸から通りに出たとき春風が冷たくて、これが料峭かなと思ったのです。
料峭や眉で見得きる絵看板 昔の句より
豊前街道の脇に入った所ですね。山鹿灯篭記念館から菊池川への道を歩けばレトロな町並みが楽しめます・・・川土手に上がると水運が盛んだった時代を偲ばせますね。菊池川の川下には玉名市もありますが、高瀬裏川のお話しはまたにしましょう。