ゲスト数も、倍々で増えて行き、同時に増築を進めた。3年目には、部屋数14室、スピードボート3隻、気が付くとスタッフも正規15名、パートタイム15名に膨らんでした。超忙しい正月の二日に信頼していたスタッフのベットが反乱を起こした。「悪いけど今日で全員辞める」、ゆっくり話を聞いても同じ答えだった。直ぐマカティに居るカミさんに電話して対策を考えた。当時、税務署に努めていたカミさんは会社の代表、雇用問題にも詳しかった。直接彼女からベットに電話を入れ、先ず退職勧告は最低2週間前と定められており、退職金は出せない。さらに、全員が辞表を出す事を条件とした。その日の夕方、15名のパートタイマー全員に、明日から働いてもらう為、兄弟姉妹を引っ張って来させた。翌日は、難なくクリアー。次の日ベットが、あれは冗談だった。と、言って来たがカミさんは拒絶。しかし、惜しい人材も3人ほど居たのでアルバイトで再雇用。ベットは捨て台詞で去って行った。結果的に、膨らみ過ぎた人間を一気に整理できたし、適材適所が行き届きコストも大幅に下げられた。続く。https://www.youtube.com/watch?v=yt_k70KHX7Q&t=13s
当時の写真