「大学で何に力を入れたかを聞かれても、何を答えたらいいか思いつきません。」
と思っている方、いらっしゃると思います。
気持ちはわかります。目立つ成果や実績がないと答えづらい質問ではあると思います。
答えづらさの理由は2つ考えられます。
一つ目はハードルの上げすぎです。
この質問は大きな括りでいうと自己PRしてくださいという質問と考えられます。
自己PRの一番の目的は、自分の適性・能力を採用担当者に伝えること、自分の適性・能力が応募企業にマッチすることを採用担当者に伝えることです。
だから目立つものである必要は全くありません。課されることの多い「レポート作成」に力を入れたでも十分だと思います。より重要なのは、「レポート作成」で発揮された、培われた適性・能力が応募企業にマッチすることを伝えることです。
2つ目は講義などのインプット(勉強)に目が行きがちで、アウトプット(成果物)を意識できてないことです。
アウトプット(成果物)を提示しないと、自分の適性・能力をアピールしづらいと思います。
(思考力は相手に伝えづらいと思います。)
また、採用担当者に「勉強して(考えて)、何も成果を残してないの?」と言われれば返す言葉が無くなってしまう可能性があります。
答えづらい2つの理由を加味すると、取り上げやすいのは、課されることの多い「レポート作成」だと思います。一番作成に苦労した「レポート」(成果物)を取り上げて、発揮された能力を語るのが一番語りやすいと思います。
ちなみに、私が今語るとすれば(行動力ある人を求めている会社の場合)
「私は大学でレポート作成に力を入れました。仮説を立て、現地調査をして仮説を確かめました。大学を出て現地調査を行う行動力は御社に貢献できると考えています。」といった感じで自己PRを入れ込んで語ります。
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