みなさん、こんにちは。
千字文で漢字を学ぶプリントです。
お父さんやお母さんに習いながら音読したり、書いたりして、なんとなくでいいので漢字に馴染んでいきましょう。
そしてブログでは「飢」に注目してみました。
漢字の成立ち辞典(加納喜光著)によると、飢にふくまれる几は物を上にのせる小さなテーブルを意味していて、几をふくむ文字には、
「小さい」「細かい」「わずか」
の意味があるそうです。ここから、
机 几(つくえ)+木 木製のつくえ。
肌 几(細かい)+月(肉) きめの細かい肌。
飢 几(わずか)+食 食べ物がわずかでひもじいさま。
となるそうです。
プリントにある「飽食煖衣 逸居而無教 則近於禽獣」は、
飽食煖衣シ 逸居(イッキョ)シテ教エナケレバ 則チ禽獣ニ近シ
と読むそうです。
また、「糟糠之妻不下堂」は、
糟糠ノ妻ハ堂ヨリクダサズ
と読むそうです。飽食煖衣、糟糠之妻はどちらも四字熟語になっていますね。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。
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