今回は《絃歌酒讌 接杯挙觴》のプリントをアップしました。
そしてブログでは「絃」に注目してみました。
漢字の成立ち辞典(加納喜光著)によると、絃にふくまれる「玄」はくらい、くろいという意味で、かすかではっきり見えない、小さな糸を宙吊りにした図形で、ゆらゆらとちらついてはっきり見えないことを暗示しているそうです。
ここから「玄」をふくむ漢字は、
弦 玄(宙づりの糸)+弓 弓の両端に結んで宙づりのような形に張ったひも。弓のつる。
絃 楽器に張る糸。
舷 弓の弦のように反ったところ。ふなべり
牽 牛を紐で引く。牽引。
眩 目がくらんで見えなくなる。眩暈。
衒 相手をたぶらかして真相を見えなくする。衒学。
となるそうです。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。
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