みなさん、こんにちは。
千字文で漢字を学ぶプリントです。
お父さんやお母さんに習いながら音読したり、書いたりして、なんとなくでいいので漢字に馴染んでいきましょう。
そしてブログでは「垣」に注目してみました。
漢字の成立ち辞典(加納喜光著)によると、垣にふくまれる「亘」は周囲を丸く巡らすことを示す符号で、亘のグループには、
「丸くめぐる」
「丸く取り巻く」
という意味があるそうです。ここから、
宣 亘(丸く取り巻く)+宀(家) 建物の周りを丸く取り巻くように、全体にまんべんなく行き渡るさま。広く行き渡らせる。宣伝。
垣 亘(丸く取り巻く)+土 家の周囲を取り巻く土のへい。垣根。
喧 取り巻いて騒ぐさま。喧騒。
となるそうです。
プリントにある「富貴則親戚畏懼之 貧賤則軽易之」は、
富貴ナレバ則チ親戚モコレヲ畏懼シ 貧賤ナレバ則チコレヲ軽易ス
と読むそうです。戦国時代の縦横家、蘇秦の話で出てきます。
「冬日可愛 夏日可畏」は、
冬日愛スベク、夏日畏ルベシ
と読むそうです。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。
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