みなさん、こんにちは。
そしてブログでは「洞」に注目してみました。
漢字の成立ち辞典(加納喜光著)によると、洞にふくまれる同の字には「一様にそろっている」という意味があり、筒形を示す符号+口(穴の形)で、上下そろった穴を突き通すことを示した形になっているそうです。ここから、
筒 同(穴を突き通す)+竹 竹の節を突き抜いたつつ。
洞 同(穴を突き通す)+水 水が侵食して突き通った穴。
胴 同(穴を突き通す)+月 穴を突き通したかたちの臓器。大腸。転じて、筒型に似た胴体。
銅 同(穴を突き通す)+金 やわらかくて突き通しやすい金属。
桐 同(穴を突き通す)+木 材質ややわらかく、突き通しやすい木。
となるそうです。
昆池碣石の碣石は山の名前ですが、どこにあるのかはわからないようです。
千字文の注釈では、秦の始皇帝が全国を視察したとき碣石山に登って海を眺めると蓬莱などの山がみえ、徐福の船出につながったとなっています。
徐福伝説は三重県熊野市など各地に残されていますが、ロマンがあっていいですね。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
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