みなさん、こんにちは。
今回は《罔談彼短 靡恃己長》のプリントをアップしました。
そしてブログでは「談」についてみていきます。
漢字の成立ち辞典(加納喜光著)によると、談にふくまれる炎は、火がふたつ上下に重なった形で、メラメラと燃える炎をしめしているそうです。
炎のさきっぽはペラペラと揺れているので、「炎」には「薄っぺら」というイメージがあり、
淡 あわい。薄い。炎(薄っぺら)+水で液体の味が薄い。淡水。
談 炎+言で薄っぺらな舌をペラペラ動かしてしゃべる。談話。
啖 炎+口で薄っぺらな舌をペラペラ動かして食べる。健啖。
毯 毛などでつくった薄い敷物。
となります。
分厚い絨毯というのは、厳密に考えると矛盾した表現になるんですね。
プリントを1日に2〜3枚、アップしていこうと思います。
春の新学期までには、ぜんぶアップして、新しい学年になる子どもと親御さんに使ってもらえれば幸いです。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。
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