小学生のための 千字文漢字練習プリント

古代の中国で生まれた千字文で漢字を学ぶプリントです。
1日20分ぐらい。親子で取り組んでみてください。

45・46 罔談彼短 靡恃己長

2022年01月26日 | 千字文

 みなさん、こんにちは。

 今回は《罔談彼短 靡恃己長》のプリントをアップしました。

 そしてブログでは「談」についてみていきます。

 

 漢字の成立ち辞典(加納喜光著)によると、談にふくまれる炎は、火がふたつ上下に重なった形で、メラメラと燃える炎をしめしているそうです。

 炎のさきっぽはペラペラと揺れているので、「炎」には「薄っぺら」というイメージがあり、

 淡 あわい。薄い。炎(薄っぺら)+水で液体の味が薄い。淡水。

 談 炎+言で薄っぺらな舌をペラペラ動かしてしゃべる。談話。

 啖 炎+口で薄っぺらな舌をペラペラ動かして食べる。健啖。

 毯 毛などでつくった薄い敷物。

 となります。

 分厚い絨毯というのは、厳密に考えると矛盾した表現になるんですね。

 プリントを1日に2〜3枚、アップしていこうと思います。

 春の新学期までには、ぜんぶアップして、新しい学年になる子どもと親御さんに使ってもらえれば幸いです。

 リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。

 子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。

 みなさんのリアクション、お待ちしています。



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