原点に戻ろう

上げれば強気！下げれば弱気！我ながら笑ってしまった。どちらかと言えば、まだ下がる局面があると思ってきた。
しかし、昨年の１２月頃に似てはいないだろうか？テクニカル分析をしているのだから原点に返ってデータを見て行くことにしないと・・・

週間予想でいえば今夜が最後のポイント、FOMCの結果待ち。（予定時刻AM1:30）
ニューヨークは期待で上げて来たという報道が正しければ、金融緩和策が出ても出なくても一度利食いになると懲りずに思っている。


しかし、数値を見ていると売りサインは出ても買いサインがない？オシレーター系を使っているとどうしても出て来る問題。
騰落の２５日があれよあれよと言う間に１０４に上昇して来た。

ここのところ外人が売り越して来ているので下げは仕方がないと見て来たが、明日の引け後に公表される先週の投資主体別動向で
買い越しに転じていれば薄商いの中で底値を確実に買っていたことになる。


今日こそは８００円もあるかと半ば呆れて思っていたが７６０を越えられなかった。現物は７７０を付けたが
配当を加味すれば現先で乖離が生まれるのは仕方がないこと。

弱気の根拠は「ズルズル下がって鈍い上げが底を形成したと言えない」だった。海外の指数を見ると特にニューヨークは
６月１日に下髭が長い足になっていた。欧州も２日を合わせれば同様の足形を付けている市場が多い様に思う。

日経だけが鈍い戻りだが３日続けての陽線で赤三羽で転換と読むべき。
ニューヨークは昨日の取引で５０日線を越えた。欧州はまちまちだが５０日や２００日線を越えられるかのところまで来ている。

今日は今のところ売り買いが交錯しているものの軟調気味！各指数とも、あと１０前後で一目均衡表の雲が垂れ下がって来る。
このまま横ばいでも雲の中にはいる状態。今週の大きなイベントは終わり経済指標の発表など除けば暫くはないのでは？

アメリカはもう一ヶ月もすれば選挙一色になるのだろうし、日本は民主党が地上分解して衆議院の解散なってことになれば
政治空白に入って仕舞う。解散はまずないだろうがギリシャ問題より影響が大きいと思う。

スペインの国債入札は２倍～３倍の入札があり利回りは当然高くなったものの予定額は消化した。
国債ネタで言うと昨日の米国債は売られて若干利回りが上昇。同様に日本国債も若干利回りがあがり引けている。

行き場の無くなったマネーが両国の国債に集まっていることは報道されていた。昨年の暮れから１月に掛けての様に
一斉にリスクオン（リスクを取る）動きに出ると９月ころまで長い上昇に入る様に思えて来た。

次に買いサインが出たところが仕込みどころと思うが綺麗なサインは出ないのかしれない。

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