寅の日記

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何を待つ?

2012-06-10 18:06:51 | 日経225先物
今週は(明日からの1週間)材料があり過ぎで、短期トレードに翻弄され終わって見れば週足はコマ・・・
コマと言うより先週の安値と高値の間でももみ合いと言ったところで終始する。

SQの日の終値ががSQ値を下回ると下げのジンクスもある。
材料が多いなかで、欧州で言えば、今日はフランスの総選挙。大統領の与党が善戦しても半数に届くかないようです。

野党が(前大統領の所属党)議席を持ちすぎていたので、議会まで逆転は難しい。
その結果、内閣と大統領の党が違い政策が上手く行かず、フランスの発言力が低下するそうです。

8日が終わったところで各国に指数を比べると225はとうとうフランスの次に売り込まれた格好。
但し、夜間取引では上げたのでDAXと同じか?


TOPIXがバブル崩壊以降の安値を更新したので気になりチャートを久々に更新してみました。
グラフ要素が多くてExcelがハングして仕舞い苦労したけどどうにか描けた。


ここでもMACDが上昇している。売り越して来た外人の売りも一段落したようだが?
欧州危機が中国に飛び火しインフレ率が低下、金利引き下げで景気刺激策に出た。

悪循環がアメリカまで飛び火すると225も今の水準では高すぎる。
世界恐慌の様なことにはならないだろうが火種がくすぶっているに違いはない。

余り見ていないうちに金が下げたのも景気に対する不安の現れだと思う。
動向を知る手立てとして、金に加えて原油が下げる。
株ならばディフェンシブ株(食品と医薬)が上げて行くと言った構図。

外人が国債を買い込んでいるのも、株が駄目なら債券の構図に当てはまっている。
問題は、国債が下落に向かった時に外圧が容赦なく政府に向けられる。その結果は想像にまかせましょ!

暗い話ばかりですが、こんな時に数年振りの買い場がやって来る。
どこが底なのか分かれば誰も苦労はしません。先週が買い場だったのかも知れない。

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