フランス出身のリュック・ジャケ(動物生物学の修士号を持つ)が文。絵はフレデリック・マンソ。(そうえん社、世界の絵本7) 野生のきつねと仲良くなりたかった女の子のお話。わたしとしては、文よりも絵がよかったかな。 伝統的なナチュラルテイストの花柄の布地に、直接、巧みに柄を生かしてイラストが描かれている。あるときは落ち葉、ベットカバー、木々として浮かび上がらせ、とても愛らしく美しい。 ただ、子供むけにしては、文が遠回しで平板。訳者が書いていないのも残念。