廊下のどこからか、たぶん1年生の男の子の声で、それはそれは悲しそうに「おとうさーんー…おどうざんどいっしょがいいーーー!おとうさーん!」と泣く声が響いてました。(誰か付き添っている人の気配はしていました)
あ、お父さんなんだ…。彼の精神的支柱はお母さんでなくお父さんなのね。お父さんと離れて小学校に行くのがいやなんだね。
とか思いながら、今日読む本は簡単で楽しい本を読んであげたいなあ…と考えまして。
かねてより子どもウケのいい鉄板の絵本、『よかったねネッドくん』を候補にだしました。
これは、飛行機に乗ってたら爆発し、でもパラシュートがあって落ちた先には干し草の山が…など、いいことと悪いことが交互に起こって、結局いいことで終わる!というおはなしです。
これは日本語訳とともに英語の原文も載っていますが、英語で読んだことはありませんでした。
しかし今回私がいきなりムチャ振りして、読める方に読んでもらったというわけです。
すると、英語で声を出して読むからこその面白さがあるのね!とわかりました。
よかったね!→fortunately(幸いなことに、運良く)
たいへん!→unfortunately(残念ながら)
フォーチュナリー!と
アンフォーチュナリー!
を交互に言われて楽しいので、ありえない愉快な展開が一層面白く感じてもらえるんじゃないかなーと。もちろん日本語でも話しますが、絵があるのでわかるでしょう。
私が読んだんじゃないけど、楽しんでくれたらいいなーと願うばかりです。
コロナの数年前、この本を読んだ時はたのしかったなあーと。↓