花日和 Hana-biyori

今年最後の読み聞かせ

久しぶりに読み聞かせでした。アーノルド・ローベルの『ふくろうくん』から、「おきゃくさま」を。


ある寒い冬の夜。暖炉の前でくつろぐふくろうくんの家のドアを、ごんごん叩く音がします。ふくろうくんはドアを開け「ふゆくん」を家に招き入れますが、家の中は吹雪に見舞われふくろうくんはおおあわて。

ふゆくんは、「(熱かった)おまめのスープを こちんこちんの みどりの こおりに してしまいました。」

っていうところが好きなんですよねーわたし。

それと、もう一人の読み手さんは『クリスマスの鐘の音』という紙芝居を読んでいました。

クリスマスと言えば「プレゼントをもらう」というお話が多い中、子どもから「イエスさまにプレゼントを贈る」という発想のお話で、意外と新鮮だったのでは。贈るのはモノではなく、人助けという展開でした。

教育的指導なかんじがするのでどうかなと選書を迷っておられたけれども、別段押し付けがましさもなくさらっと終わるいいお話だと思いました。

写真の右側はもうひとつの候補『こぶたがずんずん』で、こぶたの猪突猛進ぐあいが楽しい単純ながら味わいある一冊。これ読めばよかったなあと思わなくもなかったです。

ちなみにまだ校内TV放送です。子どもたちの顔を見れないのが残念ですが、月に1回、一度に2人でよいのが助かるところです。

読み聞かせも読み手が減って先細り感が否めません。自分も長年居座っていていいのか、今キャパオーバーだななどと思いつつ、やっぱり楽しかったなあというひとときでした。
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