ユリ・シュルヴィッツの「たからもの」と、「おとうさんのちず」です。
シーンとじっくり聞いてくれました。最前列の子の顔くらいしか見れなかったけれど、目を丸くして口半開きで可愛かったです。
「たからもの」(5分)は、アイザックという貧しい男が、夢のお告げに従って宝を手に入れるまでのお話。冒険もなにもありませんが、高学年だからこそ読める逆説的な寓話です。
「おとうさんのちず」(8分)は、先日書いた通り。
友達の娘さんがいたので、後で感想を聞いてみました。(私の友達、その子の母を通じて)
お父さんはどういう思いで地図を買ってきたのか?って謎に思ったのと、
その地図があれば貧乏でも、素敵な夢が見られるから、地図を買ったおとうさんは魔法使いみたいで、すごい人だな。
って思ったそうです。
嬉しい~。伝わっているのね。
「どんな思いで」というのを、いつか思い出して自分なりの解釈をしてくれるといいな。そして、「魔法使いみたい」というのが子供らしくて素敵です。
やっぱり女の子はまとまった感想を言えてすごいですね。5年生ともなれば普通なのかな?いや、1年生男子でもすごい作文を書く子はいるから、やっぱり子どもによりますね。
「たからもの」2012/12/11の日記
たからもの 作・絵:ユリ・シュルヴィッツ / 訳:安藤 紀子出版社:偕成社 |