花日和 Hana-biyori

進撃の巨人 14巻

ネタばれのあらすじメモとちょこっと感想。

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14巻 巨人化をコントロールできる力を得る方法と、王政の欺瞞が明確になる巻。

エルヴィン団長は巨人の謎を子どもの自分に話し消された父親のこと、ヒストリアを女王に据えることをピクシス指令に明かす。

ハンジとリヴァイはハネスに拷問と罠を仕掛け、レイス家が王家だという秘密を吐かせる。(この罠が本来の目的だったと分かるのだが、肉体よりも精神を削るやり方でかなりえげつない。しかしサネスはハンジに醜悪な業を引き継ぐことを示唆し、一方的な勝ちでは終わらせないのが秀逸)

リーブス商会と調査兵団の作戦は失敗し、エレンとヒストリアは連れ去られる。(真相を目撃したリーブス商会の息子とハンジさんのやりとりが見応えあり)

調査兵団はリーブス商会の会長を殺した罪を着せられ、エルヴィン団長が捕まる。リヴァイは憲兵となったケニー(一時期養父的な立場だった)の包囲網に追い詰められるもアルミンたちと共に逃走。王政に拘束されたヒストリアは父親のロッド・レイスに再会する。

***

巨人との戦いではなく人間同士の殺し合いであることが鮮明になる巻でもある。対人戦はスピード感がありある種のスペクタクルで見応えもあるが、実際に人を殺し殺される危機と葛藤がアルミンやジャンに迫り、新たな覚悟を強いられる彼らが悲痛。
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