『東北地方太平洋沖地震』

『東北地方太平洋沖地震』
2011年3月11日14時46分ごろ、三陸沖を震源に国内観測史上最大のM8.8の地震が発生。津波や火災で多数の死傷者。


大変な被害が出ている。
なんと言っていいかわからない。


昨日は、夕方池袋で宴会の予定あり、私は幹事役だった。
５時ごろには出かけるつもりだったので、主人の夕食を早めに用意していた。

華ちゃんもそろそろお散歩に連れて行って、そのあとご飯を食べさせて、というつもりだったとき、地震が発生した。

今思うと、台所の火は使い終わった直後だった。
華ちゃんを留守番させて出かける前でよかった。

とにかく、こんな揺れははじめてだった。
華ちゃんは最初びっくりしてソファの下に隠れたが、尋常でない雰囲気を察知して、すぐに私のところに来た。

台所の棚の上から、物がガタガタと落ちてきた。
日ごろから一番不安だったのが大きな食器棚、これは倒れるかもしれない・・・。
が、大丈夫だった。
扉がしっかり閉まっていて、開かなかったのが助かった。
中では、グラスが落ちて割れたけど、外に飛び出すことがなかった。



私は華ちゃんを抱っこして、我家の大黒柱（２階まで突き抜けている１本柱）にしがみついていた。
籠の中のオカメインコひ～ちゃんも、止まり木に止まっていられないほどだった。

その後も何度も何度も大きな揺れが続いて、怖かった。
華ちゃんに服を着せて（防護のため）、ハーネスを付け、万が一のときは私から離れないようにした。

そんな状態で１時間くらい、ただオロオロしていた。

割と早い段階で、会社にいる主人とはメールで連絡できたので、それは一安心。
その後、あちこちに電話、メールするも通じず。

最初に実家の母の確認ができた。（あわてていろんなことをわめいていたが）
次に会社にいる父、会社ともに無事を確認。
姉は山の手線内に閉じ込められていることが確認（まぁ無事らしいからよかった、その後４時間缶詰だったらしい）

宴会の予定は、当然キャンセル。
連絡できる限りの人にはやってみたけど、全員には連絡とれず。
都内は交通網が全滅らしいから、だれもやってこれないだろう。
当然お店にも電話はつながらない。

落ち着いたところで、ガスが出ないことに気づく。
あ、さっきの揺れで安全弁が働いたのだ。
家の裏手に回って、リセットスイッチを押す。

主人の両親は、電話も通じないし、どうしているだろうか。
これは直接見に行くしかない。
車で出る、しかし、大渋滞だ。
動かない、困った。
でも、私が一番近くにいるのだから、見に行かない訳にはいかない。
普段なら２０分くらいのところを、１時間半かかって到着。
無事が確認された。

往復３時間かかって家に戻ると、主人がバスと徒歩で帰り着いていた。
道中、いつもはそんなに人が歩いている道ではないところを、ぞろぞろと大勢が歩いていた。
みんな歩いて帰るんだな、どこからどこまで歩くのだろう、大変だ。
ところどころのコンビニは、行列ができていた。
なにかしてあげたいと思いつつも、なにもできない私だった。