今日はとっても涼しくて吹く風もヒンヤリ 雲も多くお日様の光も柔らかい。
こんな日は父も気分よく 食欲も旺盛に過ごしていると思います。
猛暑日の昨日1日早いのですが実家に行って「爺ちゃん(父)101歳の誕生日おめでとう!」
父 「・・・・?・・・ああ今日は8月31日か? 101歳になったのか・・・。・・・ん・ん・・・明日だな。」
「うん。誕生日は明日だけど〇〇ちゃんや△△ちゃん(長兄の子)がお休みでみんなが居る日に来たよ」
去年は100歳のお祝いを父が好きなうなぎ屋さんでしましたが
今年は暑いし 父の体力も去年よりは確実に落ちていますので
家でゆっくりお茶でも飲みながらということで私と姉が美味しいケーキを持って行って 麦茶を飲みながらささやかにお祝いをしました。
101歳 気分も 脳の働きもお天気に大きく左右されます。
水分を取るように言ってもほんの少ししか水分を飲まない父は
猛暑が続くと脳の回線が上手く繋がらないようで 昨日もケーキを
食べた後「美味しかったね。ケーキ」と言うと
「ケーキ? 食べたのか?」 私たちは内心「えっボケた!」
「食べたよ。 美味しかったよ。 ほらっ!」と空になったお皿を
指さすと 「あーぁ 旨かった 旨かった。」
「今夜は爺ちゃんの好きな鰻だってよ!」
「お前たちがお祝いに持ってきてくれたのか?」この時になると
お茶とケーキの栄養が脳ミソに行き届いたのかしっかりした受け答えです。
「違うよ。 〇美兄ちゃんから。 〇美兄ちゃんの息子が夕食に
持ってくるって」 父の顔が急に曇って「〇美はどんな様子なんだか・・・替わってやれるもんなら替わってやりたい・・・」
父の本音でしょう。
次兄は7月8日に緊急入院したまま依然加療中でコロナのことも有り
面会はできません。
今日が父の誕生日です。 涼しい風に吹かれながら「運動不足になると身体に悪いから」と言いながら庭の草むしりをしていることでしょう。
お陰様で実家の広い庭は雑草の生えていない綺麗なお庭です。