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here and now

本来の自分のことを思い出して大切にする。

いまから8年ほど前

私のこころに寄り添って

話しを聴いてくださる

精神科の先生がおられました。


その時

「これは科学的な診断ではありませんが

ADHDの一当事者として

私の私見をお伝えします。

あなたは、ADHDのジャイアン型です」

と言われました。



私としては、まったく意外な答えが返って来て

戸惑いの方が大きかったです。


むしろ私は、

自分の人格的な部分に問題があると思って

認知を変える努力を

ずっと続けておりましたから。


でも、そもそも

私ってどんな人なの?といつもわからなくなりました。


発達障害がご専門の

精神科の先生の講演をお聞きしました。

発達障害の特徴が

いちばんはっきりわかるのは

2、3歳の頃だそうです。

思い当たります。

私の2、3歳の頃は、

母も長男の嫁として

懸命に頑張っている時期でしたから。

神経質で、癇癪を起こす私が

周囲の目を気にする母には

許せない存在だったと思います。

私は、母から体全体で否定されました。

執念深い、神経質、不器用などと言われて育ちました。

思春期に反抗する私の呼び名は、「悪魔」でした。



60歳を過ぎたいま

発達障害の方の

生きづらさのお話しをお聴きすることは

私にとったら

無意識のうちに閉じ込めていた

本来の私にもどることにつながります。



*  *  *



夏休みで、しばらくぶりに帰省した

小さな人たちに逢うことができました。


男の子と女の子の抱き心地は

また違いますね。

腕の中に残っている

ふわふわの感覚を思い出しています。









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