昔々に、聖フランチェスコの激動の青春時代を描いた映画『ブラザー・サン シスター・ムーン』を観ました。
その映画を観た頃は、私自身若くもあり、フランチェスコの魂の繊細さと純粋さにひどく惹かれ感動しておりました。
日本人(歌手:桑原一郎、透明感があり伸びやかな美声)が日本語の歌詞で唄っていたレコードも買ってよく聴いておりました。
お気に入りのフレーズは、愛されるより愛したい空を飛ぶ鳥のように・・・のあたりです。
ここに、今日の散歩の邪魔をした絵本があります。沢山の美しい詩が洗練された美しいイラストと共に表現されています。その中から一篇を抜粋し載せてみました。
小さなもの、弱いもの、
病めるもの、貧しいもの、
迫害と差別に
苦しむものこそ
イエスはこよなく
愛した
わたしもまたかれらを
こよなく愛する
かれらこそ、かけがえのない
わたしの家族
『聖フランシスコ アッシジの光』詩・絵:葉祥明、英仏訳:マリアの宣教者フランシスコ修道会、1999
年1刷、発行所:自由国民社