10/30(日)17:00-19:00
中間テスト対策です。
昨日受験した実力テスト(中間テストと範囲が被ります)を解きなおします。
がんばりましょう!
さて、中3生は、来週から中学校で進路面談が始まります。公立か私立か、私立併願校はどこにするのか、だいたい固まってきます。
この時期になると必ず思い出す親子がいます。ちょっとつっぱった感じの女の子Aちゃんとそのお父さんです。
まだ私がアルバイト講師をしていたころなので、かなり昔の話です。その日は、臨時にAちゃん担当になり、室長から「〇〇学園を単願で受けるので、過去問をやってくれ」と言われました。思わず、私は「えっ、なんで〇〇学園単願?!」と聞き返してしまいました。当時、〇〇学園は泣く子も黙るようなヤンキー校としてその名をはせていましたから、第一希望で行きたがる子なんて聞いたことがなかったからです。
室長の話によると、お友達にくっついて〇〇学園の入試説明会へ行ったところ、Aちゃんが〇〇学園をとても気に入り、「絶対〇〇学園に入りたい」と言い出したのだそうです。それで、早速、お父さんが塾へ相談にいらっしゃって、「〇〇学園はどんな高校ですか。私はこの辺の出身ではないので〇〇学園についてよく知らないので」と言われたので、室長は「〇〇学園の女の子たちは、みんなスカートを短くして、お化粧をして、男の子は腰パンで、いわるゆヤンキー学校ですよ。でも、そういう高校生活に憧れているA子ちゃん(当時は顔黒女子高生が渋谷をかっ歩するギャルブーム全盛でした)には理想的な学校です。」と〇〇学園の現状をそのままお伝えしたんだそうです。
すると、お父さん(室長の話によると、Aちゃんの風貌とはかけ離れて、バリッとスーツを着て、たいへんダンディーな感じだったとか)は、「〇〇学園のことはわかりました。でも、〇〇学園の校風がA子に合っていて、A子が3年間楽しく過ごせるならば、〇〇学園でいいです」とおっしゃられたそうです。
結局、それまでほとんど勉強らしい勉強をしてこなかったAちゃんですが、〇〇学園を受験すると決めてからは、繰り返し〇〇学園の過去問を完璧になるまで解いて(結局、それ以外はほとんど受験勉強はしなかったと思います)、念願の〇〇学園へ進みました。
今はあれからだいぶたちましたが、〇〇学園はすっかり評判のいい進学校に変わりました。
きっと、説明会に行って「〇〇学園がいい」と言ったAちゃん、今もそうですが、〇〇学園の先生方の熱意や生徒主体の校風にその時から気付いていたんでしょうね。
Aちゃんがその後どうなったかは、わかりませんが、塾へ一度も遊びに来なかったことをみると、きっと充実した高校生活を送ったんだと思います。
まわりの評判に惑わされず、自分で行きたい高校を決めたAちゃん、それを受け入れたお父さん。簡単そうですが、なかなか真似ができる人は少ないです。また、親にとっては勇気のいる決断だと思います。
どうしても偏差値や内申点、周囲の評判に頼って高校選びをしてしまいがちです。そうではなくて、本当に自分が3年間楽しく過ごせる場所かどうか、自分のいいところを伸ばせる学校か。保護者にとっては、本当に我が子のことを大事に考えて育ててくれる高校か。入試説明会などに実際に出向いて、学校の環境、生徒たちの様子、先生方の姿勢などを自分の目で見て、感じて、選んでほしいな、と思います。だって、大事な青春(そういえば、最近、あまり青春って言葉、使わないですね)の3年間を過ごす場所ですからね。
中間テスト対策です。
昨日受験した実力テスト(中間テストと範囲が被ります)を解きなおします。
がんばりましょう!
さて、中3生は、来週から中学校で進路面談が始まります。公立か私立か、私立併願校はどこにするのか、だいたい固まってきます。
この時期になると必ず思い出す親子がいます。ちょっとつっぱった感じの女の子Aちゃんとそのお父さんです。
まだ私がアルバイト講師をしていたころなので、かなり昔の話です。その日は、臨時にAちゃん担当になり、室長から「〇〇学園を単願で受けるので、過去問をやってくれ」と言われました。思わず、私は「えっ、なんで〇〇学園単願?!」と聞き返してしまいました。当時、〇〇学園は泣く子も黙るようなヤンキー校としてその名をはせていましたから、第一希望で行きたがる子なんて聞いたことがなかったからです。
室長の話によると、お友達にくっついて〇〇学園の入試説明会へ行ったところ、Aちゃんが〇〇学園をとても気に入り、「絶対〇〇学園に入りたい」と言い出したのだそうです。それで、早速、お父さんが塾へ相談にいらっしゃって、「〇〇学園はどんな高校ですか。私はこの辺の出身ではないので〇〇学園についてよく知らないので」と言われたので、室長は「〇〇学園の女の子たちは、みんなスカートを短くして、お化粧をして、男の子は腰パンで、いわるゆヤンキー学校ですよ。でも、そういう高校生活に憧れているA子ちゃん(当時は顔黒女子高生が渋谷をかっ歩するギャルブーム全盛でした)には理想的な学校です。」と〇〇学園の現状をそのままお伝えしたんだそうです。
すると、お父さん(室長の話によると、Aちゃんの風貌とはかけ離れて、バリッとスーツを着て、たいへんダンディーな感じだったとか)は、「〇〇学園のことはわかりました。でも、〇〇学園の校風がA子に合っていて、A子が3年間楽しく過ごせるならば、〇〇学園でいいです」とおっしゃられたそうです。
結局、それまでほとんど勉強らしい勉強をしてこなかったAちゃんですが、〇〇学園を受験すると決めてからは、繰り返し〇〇学園の過去問を完璧になるまで解いて(結局、それ以外はほとんど受験勉強はしなかったと思います)、念願の〇〇学園へ進みました。
今はあれからだいぶたちましたが、〇〇学園はすっかり評判のいい進学校に変わりました。
きっと、説明会に行って「〇〇学園がいい」と言ったAちゃん、今もそうですが、〇〇学園の先生方の熱意や生徒主体の校風にその時から気付いていたんでしょうね。
Aちゃんがその後どうなったかは、わかりませんが、塾へ一度も遊びに来なかったことをみると、きっと充実した高校生活を送ったんだと思います。
まわりの評判に惑わされず、自分で行きたい高校を決めたAちゃん、それを受け入れたお父さん。簡単そうですが、なかなか真似ができる人は少ないです。また、親にとっては勇気のいる決断だと思います。
どうしても偏差値や内申点、周囲の評判に頼って高校選びをしてしまいがちです。そうではなくて、本当に自分が3年間楽しく過ごせる場所かどうか、自分のいいところを伸ばせる学校か。保護者にとっては、本当に我が子のことを大事に考えて育ててくれる高校か。入試説明会などに実際に出向いて、学校の環境、生徒たちの様子、先生方の姿勢などを自分の目で見て、感じて、選んでほしいな、と思います。だって、大事な青春(そういえば、最近、あまり青春って言葉、使わないですね)の3年間を過ごす場所ですからね。