疾風のように過ぎて行く私の時間

ただ身を任せるしか術の無い命の最終便に乗っている。

できれば長距離便を選択したいけれど運命は計れない。

もう今更白内障の手術など必要無いと思っていたけれど、

先生の勧めに従って経過は良好との事、

3種類の目薬を4回に分けて点眼が忙しい。

今は正午に点眼2回目、

10分置きにスマホのアラームが鳴って席を立つ。

まだ十分に回復していない眼で夜空を眺めたら朧月が美しい。

丁度立春を過ぎた頃の表現としてピッタリらしい。

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2月18日

昨夜から雪になった。

急いでカメラを持って外に出ると、ハナミズキの木から鳥が飛び立つ。

花芽を食べに来たのだろうか、

南天の赤い実を狙っていたのかも知れない。

雪の積もった電線からこちらを恨めし気に眺めている。

ムクドリかしら😷 

凍てついた朝

眼科へ行くために朝8時ごろ車の傍へ立つと、

幻想の世界が広がっていた。

ちょっと大袈裟かもしれないけれど、

フロントガラスに描かれた美しい氷紋。

まるでクジャクの羽のようにしなやかに見えた。

雲への愛着

昨日、裏庭に出て洗濯物を干していた時、

なんだか真下に向かって落ちてきそうな雲を見つけた。

もう少し太くて長く見えていたけれど、

急いで家に駆け込んでカメラを探していた間に、

少し萎んできたようで残念だった。

でも横に流れる形ではなくて落ちてくる感じに見えた不思議な雲さん。

診療所から帰る道すがらローター雲に似た雲を見つけて、

急いでスマホに撮り込んでみた。

真横に何処までも連なって見える雲、ローター雲。

雲が多くて掴みどころが無い状態ではあるけれど、

でも一直線に横に連なって見えた一番下の雲。

雲はぼんやりしている間にすぐに形を変えるから、

何時も悔しい思いばかりしているけれど、

そこには何時も儚い夢があるから・・・

真下に落ちてきそうな垂直の雲

ローター雲だといいな・・・

一番下の横長な雲