今朝の事、
新聞に折り込まれている月一回の小冊子を見ていた。
「診療所の窓から」のタイトルの中身を読んでいく内に、
今月のことばの囲みがあって、心は揺れたら揺れ戻します。
自然に心のいうがままにしていたらいいのですが、
ネットや本で得る知識が揺れを戻すのに邪魔になります。
心は揺れるけれど「まあいいか」と一晩眠ったら、
朝の目玉焼きの鮮やかな黄色が元気をくれるように
見えてきます・・・と、心の揺れが戻るんですね。
何故か泣きながら読んでいる私、
まだ3歳に満たない内に戦争がお父ちゃんをさらってゆき、
まだ記憶に残らない年齢で、
私の心はいったん潰れたのかも知れない。
それはそれは過酷な揺れであっても81歳の今まで生きている。
青春時代に一度服毒自殺未遂を起こしながら、
激しい心の揺れを繰り返しながら生きている。
倒れても倒れても起き上がりこぼしのように起き上がっているのだと、今痛感している。
揺れて倒れて起き上がり、その度に強くなって生きている。
泣き虫の起き上がりこぼし
庭に咲くヒメヒオウギスイセンが励ましてくれます。
蔓バラも雨に目覚めています。